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第3期 相談員養成プログラム研修 第4回

高麓では、年間を通じてさまざまな研修を開催し、職員一人ひとりの成長をサポートしています。高麓のミッションである「“最期まで自分らしく生きる”を増やす」を実現するために、一人ひとりが自分の描くキャリアに向かって挑戦できる環境づくりに力を入れています。

この相談員育成研修は、生活相談員の仕事に興味を持ち、「学びたい!」という意欲のある職員を対象に実施しています。

前回の研修では、課題(事故など)が発生した際に相談員の視点で情報収集、報告、説明する方法について学びました。まず初めに、前回アセスメントしたお客様の1か月の経過を共有しました。1か月を通して、お客様の変わらない姿、変化している姿について捉え、どのようにお客様やご家族と関わっていくといいのか、参加した職員や講師と一緒に見立て行きました。職員や講師とお客様の状態についてどのようなケアが必要か意見を交わす中で、「1か月でお客様の変わらない姿もありますが、変化しているところは、お客様の状態に応じたケアが必要ですよね」「先を見通した関わりの重要性を改めて感じました」と、相談員の視点でお客様と関わることを意識することができたようでした。

今回は、相談員の視点で、「それぞれの専門性を理解・尊重し、多職種との連携について理解すること」「多職種との会議の時に必要な項目について理解すること」を目的に、「多職種連携」について、学びました。

始めに、それぞれの専門性について理解を深めてきました。
看護師、栄養士、機能訓練士、事務職員などが把握しているお客様の情報は異なります。相談員は、それぞれが把握している情報を調整し、多職種や家族と共有し、計画していくことが専門性として、求められると学びました。
連携するタイミングとしては、新規利用時や状態変化、課題発生時だけでなく、日々のコミュニケーションを通して、状況の把握をしていくことが重要です。課題発生時にも、日々の状況を把握していることが、解決時の円滑さに影響してくると学びました。日々の連携では、単にコミュニケーションをとるだけでは不十分です。円滑な検討・交渉を進めるには、専門職の専門性(傾向)を配慮し、職員個人の傾向も加味して行う必要があると学びました。

次に、多職種と打ち合わせを進めていく方法について学びました。話し合いの中では、目的を明確にし、課題についてリスクを考慮した対応方法について検討してく必要があります。実際に多職種の打ち合わせの事例を用いて相談員の視点で、どのように対応すればよいのか、ディスカッションしました。今回の事例は、外部の多職種との打ち合わせの内容です。
話し合いの中では、多職種やご家族に確認し、共有したいこと、今後どのように今回の話し合いからお客様をサポートしていていくといいのかについて、展望を考えることができました。内部の専門職だけでなく、外部の専門職とも情報を交換し合うことで、今までの発想になかった視点に気付き、取り入れることができるため、貴重な時間であると実感したようでした。

今回の研修を通して、相談員の視点で、各専門職の役割と専門性を理解して関わる多職種連携の仕方について学ぶことができました。参加した職員からは、「多職種連携をする上で、広い視野で日頃からコミュニケーションをとる重要性を学んだ」「それぞれの専門職の情報を拾えるように、広い視野で業務にあたりたい」等の声がありました。

今回の学びを、日々の多職種やお客様との関わりの中で活かしていきましょう。

次回も、今回アセスメントしたお客様の1か月間の経過についてまとめ、発表してもらいます。