2022卒 2年目職員のストーリー~1年目からの進化と今後の目標~

介護士

飯田 澪史

2年目 24歳

静岡福祉大学→従来型特養

介護士

門奈 侑希

2年目 24歳

静岡産業大学→ユニット型型特養

介護士

黒田 琳華

2年目 20歳

静岡女子高等学校→従来型特養ショートステイ

介護士

藁科 麻衣子

2年目 20歳

焼津高等学校→ユニット型特養

2022卒 2年目職員×クロストーク 1年目からの進化と今後の目標

なぜ介護職・介護業界を目指したのですか?

家族がきっかけはこの業界あるある!

まずは藁科さんから聞いてみましょう。

藁科

祖母が体調を崩しがちで70代で介護サービスを利用するようになりました。
その時に実際に祖母が介護を受けているところを見る機会があり、
そこで介護の仕事を知り、介護は人を助ける仕事なんだなと認識しました。
昔から人を助ける仕事に就きたいなとは思っていたので、
「介護の仕事いいな」と思ってこの業界を選びました。

おばあ様がきっかけだったのですね。
ご家族に介護が必要となったことをきっかけに…
というのはこの業界の志望度あるあるの1つですね。
実際に介護の仕事に就いて私生活では役に立っていますか?

藁科

はい!役立っています!

いいですね。次に門奈さん教えてください。

門奈

自分も少し似ていて、短かったですが、
亡くなった祖父の介護に携わる機会があり、
在宅での介護を通して、介護の仕事にやりがいや関心を感じたため、
介護士を目指そうと思いました。

おじい様がきっかけだったのですね。
おじい様が自身の介護を通して今の門奈さんに導いてくれたのですね。
どんなところに介護の仕事のやりがいを感じているのですか?

門奈

実際にお客様を笑顔にできるし、
祖父の介護の時には充分に介護できなかったので、
今はしっかり介護ができているという達成感があります。

なるほど!黒田さんはどうですか?

黒田

私は小さい頃から人と関わる仕事、人を助ける仕事がしたかったんです。
中学の時に介護に興味を持って、高校は介護が学べる高校に進学しました。
そこで学んだことを活かすべく、介護士としての就職を目指した感じです。

中学生だと早い段階から介護業界に進もうと思ったのですね。
学校で学んだことは仕事に役立っていますか?

黒田

はい!もちろん役立っています!

了解です(笑)飯田さんはどうでしょう?

飯田

私も介護サービスは受けていないですが、実家で祖母と暮らしていました。
いずれ、将来的に祖母に介護が必要になるだろうなと思った時、
自分が少しでも手助けできればと思いました。
その時、感覚じゃなくて実際に技術や知識があったほうがいいだろうな
と思って介護を学べる大学に進学しました。
そこで学び、そのまま介護業界にって流れですね。

そんな風に将来を決めるということはかなりおばあ様のことが好きなんですね!

飯田

はい!小さい頃からお世話になっているので、
介護という形でもよければ少しでも恩返ししたいと思っています。

すごい。恩返しできていますか?

飯田

今度有給を取って実家に帰って恩返ししようと思っています。
最近会えていないので。

ぜひぜひ恩返しを沢山してほしいですね。

数ある施設で高麓では働きたいと思った理由は?

「笑顔」がキーワード!?施設見学で持った高麓の印象

では門奈さんから聞いみましょう。

門奈

まず施設が綺麗だったからですかね。
特にユニット型特養は比較的新しい施設なので、施設見学の時に「綺麗だな~」と印象的に思ったことを覚えています。
あと、笑顔が多かったこと。
職員同士やお客様の笑顔も多かったのもいいなと思って、高麓に決めました。

印象ってやはり大事なんですね。
綺麗さは気になりましか?

門奈

はい!自分はA型なので、清潔感はかなり大事です(笑)

じゃあ門奈さんはお家も綺麗なんですね(笑)
次に飯田さんお願いします。

飯田

高麓は実習でもお世話になったのですが、他の施設と違う点として、インカムを使用して広い施設の中でも情報伝達をしていたところです。
「こんな施設があるんだな」と当時思ったもので、実際に使用してみて安心感がすごかったです。
広い施設の中では日々様々なこともあって、介護中にすぐには応援を呼べない、又はその場を離れることができないこともあります。
インカムがあるとすぐに・簡単に他の職員を呼ぶことができるので、インカムがあると心強いなと思って高麓に入職を決めました。

23卒の職員もインカムを理由の1つに挙げていましたね。
これからも様々な機器を導入していくと思うので、より職員の皆さんの業務に役立つものが入るとよいですね。
次に黒田さんお願いします。

黒田

私が入職を決めた理由は2つあって、1つはしょうもない理由なんですけど、「家からほどよい距離で通いやすかった」ってことですね(笑)
通勤距離があんまり遠いと疲れちゃうんで(笑)
もう1つは施設見学の時の雰囲気の良さでした。
雰囲気がよければ働きやすいんじゃないかな?と思ったので高麓を選びました。
また、子育て世代のママさん職員の復帰率なんかも、自分が子どもを産むとなった時に安心を感じました。

家から職場が近いのも大事だし、女性ならではかもしれませんが、育児制度の充実なども職場選びの大事なポイントですね。
雰囲気の良さはどんなところで感じたのですか?

黒田

デイサービスの見学が印象的だったんです。
デイだからなのかもしれませんが、職員とお客様の笑顔が多くてワイワイしている感じがいいな~って思いましたね。

門奈さんと同じ「笑顔」がキーワードだったのですね。
藁科さんは?

藁科

私は教育の方針がいいなと思ったところです。
私は学校で介護を専門で学んでいたわけではないので、教育がしっかりしている施設に就職したほうが成長できるかなと思って、高麓を選びました。

そうなんですね。実際2年間教育を受けてどうですか?

藁科

ありがたいです!

本当かな?(笑)
でも2年間みんな一緒にやってきたのでね。
3年目の研修も同期で頑張っていきましょう!

入職後1年目と2年目で変わったことは?

自分でも成長を感じる。頼られるって嬉しい。

まずは飯田さんお願いします。

飯田

1年目は正直余裕が持てなくて、自分自身の身体負担を減らす身体の動かし方だけで介護をしてしまっていたと思います。
2年目になると自分自身の身体の負担減は基より、お客様の身体にとってどの姿勢が楽か等ポジショニング等のことも考えられるようになり、お客様の負担をいかに減らす介護ができるかということを考えられるようになったかなと思っています。

よりお客様のことを考えて介護ができるようになったわけですね。
すごい成長ですね。黒田さんはどうですか?

黒田

飯田さんと同じようなことなんですけど、1年目は移乗方法を教わっても実際やってみようとすると、「この場合はどうやったらいいんだろう?」と悩むことが多くて、先輩に相談したり、一緒に練習してもらうことが多かったです。
2年目になると色んな移乗方法も体が覚えてきて、悩むことはなくなりました。
1年目は初めての経験ばかりで、お客様もの事も職員の事も正直わからないことが多く、聞くことが多かったです。
2年目になって職員がどんな性格や仕事の仕方をするかとか、お客様の特徴等も理解できるようになってきたので、任されることも増えてきたと思っています。

最初は技術も拙かったと思うけど、先輩たちに教わりながら覚え、職員の人となりやお客様のことも理解していって、理解がすすんだうえで行動できるようになったわけですね。
これもまた成長ですね!藁科さんはどうですか?

藁科

私は1年目の時に比べて2年目になって他の職員から客様に関して「●●についてどう思う?」と意見を求められることが多くなったと思っています。
1年目は先輩職員と2人で1人のお客様を対応することが多かったのですが、2年目からは自分1人で対応することが増えてきました。
1年目には経験がなかった担当のお客様に関するミーティングに出席したり、そこで意見を求められたりすることも増えました。

仕事を覚えてきているからこそ信頼され、相談されることも増えてきたわけですね。
それはどのくらいの時期から?

藁科

2年目の夏くらいですかね。

じゃあ2年目の夏を境に大きなレベルアップをしたわけですね!
門奈さんは?

門奈

私が1年目より成長したなと思う点は「予測した行動が取れるようになった」ということです。
1年目は黒田さんと同じく、お客様情報への理解が薄かったですが、2年目になると理解がすすみ、お客様の行動を予測した仕事ができるようになり、自分が受け持ち以外の別ユニットにも気を配って仕事ができるようになりました。

予測した仕事って大事ですよね。
それができるようになったきっかけとかあるんですか?

門奈

きっかけというか、自分の中で事故を起こさないことを目標にしているんですけど、その結果ですかね?

事故を起こさないために慎重に仕事していた結果が「予測を付ける力」に変わっていったわけですね。
皆さん1年目から2年目にかけて順調にできることが増えてますね。
この期は養成校とそうでない人もいますが、同じスピードではないかもしれませんが、皆ちゃんと成長できるということを証明できていますね。

入職後、一番印象に残っていることは?

こんなことは就職前は想像していなかった!?意外な高麓!

藁科さん教えてください。

藁科

フロアの綺麗さですね!
私の所属するユニット型特養もとても綺麗で、お部屋もお客様一人ひとりの個性が出ている部屋でとてもいいなと思っています。

入職前にも施設見学していると思うけど、入職してみて改めて綺麗さが印象的だったのですか?

藁科

はい!

それだけ綺麗って感じるということなんですね。
これを読んでいる皆様にもぜひ施設見学に来てほしいですね。
次は門奈さん教えてください!

門奈

私が思うのは「先輩との距離の近さ」ですかね。
仕事以外にもプライベートな相談や日々の他愛もなく、楽しく話ができながら働ける場だということです。

入職前はこんなに楽しく話せる職場だと思っていなかった!?

門奈

結構ブラックな職場環境かな?と思ってました(笑)

(笑)ブラックな職場環境だと思って、入職しようと思ったのが逆にすごいですね(笑)!
言える範囲でどんなことを話すのですか?

門奈

え?なんだろう…。
飲み…お酒の話?「お酒とか飲む人なの?」ってよく聞かれるんですけど、飲まないんですよね…。

… 
… 
え!? どういうこと? 
それだと話が終わっちゃうけど(笑)
それだけ他愛もない会話が日々あるってことかな?

門奈

はい!(笑)

いい人間関係ですね(笑)
では飯田さんは?

飯田

私は「担当のお客様の看取り」ですね。
ちょうどそのお客様が亡くなれる日に勤務日になっていまして、朝からご体調が優れていなかったので、他の職員と気にかけていました。
適宜看させていただき、そろそろ危ないかなという時に生活相談員に「ご家族に連絡してもらったほうがいいかもしれません」と相談し、ご家族に連絡してもらいました。
最終的にご家族には看取りの瞬間にしっかりと立ち会っていただくことができましたので、ご本人も家族と会えることができたことがとても印象に残っています。

学生の時、実習等でも看取りの瞬間は有ったと思いますが、仕事としてはじめて看取りに立ち会った時は衝撃というか、込み上げてくるものはあったのですか?

飯田

そうですね。ご家族が施設にいらっしゃるまで側にいさせていただいたのですが、1年ほど介護させていただいたお客様だったので、色々思い出すことはありましたね。

看取りから学ばせていただくことは多かったと思うので、その経験を他のお客様の介護に活かしていきましょう。
黒田さんお願いします。

黒田

じゃあ2個言っちゃいますね!
1つは働くようになって自分でお金を稼げるようになったので、「欲しかった車を買った」ことと、もう1つは門奈さんと同じで、同じフロアの職員や違うフロアの職員とも休憩中とか「いろんな話ができる仲間いる」ことですね。
休みの日にも一緒に遊んでもらっている職員もいて、公私ともに関わり合いが持てる仲間ができたのはいいことだな~と思っています

入職前はそんなことできるとは思っていなかった?

黒田

そうですね。

車は良い車を買えたのですか?

黒田

はい!とてもお気に入りの車です!

言える範囲で職員とはどんな話をするんですか?

黒田

話す職員にもよるんですけど、恋愛の話から仕事の悩みや愚痴まで…(笑)
まぁ、そんな感じですね(笑)

いろんな話ができているのですね(笑)
四者四様の印象的だったことでしたが、皆さん就職前には想像できなかった出来事だったようですね。
採用担当としては、いろんな職員と仲良くなっていることが嬉しいですね!

高麓の魅力とは?

ICT化は今後必須!仕事に役立つ機器達

黒田さんからお願いします。

黒田

う~ん。インカムを使っていることですかね。
私は高校が養成校だったので、いくつかの施設に実習に行きましたが、インカムを使っている施設はありませんでした。
インカムがあれば離れた場所への応援もできたり、今どこにいるのか等も聞けるのですごく便利だと思っています。

黒田さんは、実習は高麓ではなかったですよね。
もちろん家から近いというのもあったと思いますが(笑)
インカム等の環境も説明で聞いてよいとなと思ったのですか?

黒田

はい!

そうなんですね。では藁科さんは?

藁科

皆でレクリエーションに臨む姿勢ですかね。最近だとクリスマス会や敬老会とか…。
企画した職員だけでじゃなく皆で協力して実施できていることが「いいな!」って思います。

レクリエーションはどのように創っていくのですか?

藁科

企画する職員が大体の案を創って、他の職員に「他にどういうことやってみたい?」等とアイディアを出し合って創っています。

担当者だけに任したり、やらせない。みんなで創っていくことが魅力的なんですね。
インカムでの情報伝達もそうですが、協力体制の良さは周りに周ってお客様のためにもなるし、働く上での魅力になりますね。
門奈さんはどうですか?

門奈

ipad等の業務のデジタル化でしょうか。
私は元々パソコンが得意で大学では情報処理関係の勉強をしていたほうなので、先輩から操作説明を受けてすぐ覚えて仕事が効率的にできるようになりましたので。

手書きより便利だし、その分お客様にも時間を使えますよね。
門奈さんは得意ですが、IT機器は苦手な職員もいると思います。
門奈さんはその得意を活かして、ITが苦手な先輩たちに教えたりしていますか?
もしくはマウント取ったり?(笑)

門奈

そうですね(笑)
上手く教えられるか不安だったのですが、wordやExcelが苦手な先輩には教えていますので、助けになれていると思います。

いいですね。でも心の中では「馬鹿だな~」とか思ったり?

門奈

いやいや!全然そんなことはないですよ!(笑)

(笑)
冗談は置いといて、介護を学んでいないことにコンプレックスを持つ人もいますが、それは決してデメリットではないし、別の学問でも学んできたことは無駄にならないですよね。
皆さん学んできた過程は別々なので、個々の得意を活かして「自分らしく」働いて、サービスにつなげお客様にも還元してほしいですね。
飯田さんお願いします。

飯田

奨学金返済応援手当等福利厚生の部分もありますが、業務のICT化が進んでいると思うことですかね。
私も養成校なので、実習で高麓を含めいろんな施設に行ったのですが、高麓が一番ICT化が進んでいる施設だと感じました。
実際に働いて使ってみると、見やすく・使いやすいというところで、いつもお世話になっています(笑)
お客様と関わる時間を増やしていこうと思った時、手書きだとやはり時間がかかりますし、業務のICT化は必要だと感じますね。

介護機器は様々なメーカーがありますが、見やすい・使いやすいは大事ですし、どれだけ業務効率できてお客様のためになるかも重要ですよね。
皆さんが語ってくれた魅力は周りに周ってお客様へのケアへ還元されることに繋がっていると思いますね。

3年目に向かっての目標は?

2年目の成長を経て3年目の自覚。先輩として…

門奈さんから聞いてみましょう。

門奈

新人さんに教える機会が今よりもっと増えると思うので、後輩にしっかりと教えられる先輩職員になることです。

新卒を教える機会はもちろんあると思うし、高麓は中途職員で経歴や年齢が上であっても年次が先の職員が教える形になるので、機会は増えていきますからね。
しっかりとした知識と技術は身に付けられるように3年目も頑張りましょう。
次に飯田さん!

飯田

すでに遅番や夜勤リーダーをやらせてもらっているのですが、リーダーを担うにあたり今後他フロアに行くことも増えていくので、自分のフロア以外の状況も把握することと、それに伴ってお客様情報ももっと深く理解しないとなと思っています。

緊急時等リーダーは他フロアに行くことも多いですからね。
そういう時に状況を理解してスッと入ってこれるとカッコイイですし、素早く対応して業務を処理できるとお客様との関わり合いを持てる時間ももっと増えますもんね。
では次は黒田さん。

黒田

自分の部署の後輩に今のところ新卒がいないのですが、いずれ入ってきて教える立場になる可能性もあるので、後輩に業務の事やお客様のことを聞かれたときにしっかりと答えられる職員になりたいです。

全体を見回せる余裕作りが必要になってきますね。歳を取るのはあっという間だから沢山後輩ができると思いますよ(笑)
その日が来るまで頑張って成長しましょう!
最後は藁科さんお願いします!

藁科

私は行ける機会があったら外部研修に行きたいです。
学びを増やしていきたいと考えています。

学びは大事ですね。
どんな研修を受けたいですか?

藁科

医療的ケアの研修を受けたいです!

なるほど。自己研鑽は大事なので、都合が合えばぜひ積極的に研修に行ってくださいね。
皆さんありがとうございました。
説明会等では若手職員とも話す機会がありますので、ぜひ施設に来て職員とお話をしていただきたいですね。