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地域貢献

9/10、11 学生と考えた志太の未来|フィールドツアーin志太三市

高麓は、志太三市若者地元就職促進事業の「フィールドツアー志太三市」に焼津企業として参加しました。

これは、島田市のプラザおおるりを拠点に、県内外から集まった学生と地域企業が一緒になって、志太地域の未来を考える1泊2日の課題解決型プログラムです。学生の皆さんの「アイデア・意欲」と、志太三市の「地域資源・地域課題」を掛け合わせ、地域の未来につながる提案を形にしていきます。高麓は「地域企業の魅力発信」をテーマとするグループに参加しました。

初対面から始まったチームづくり

学生の皆さんは、参加前から地域や参加企業について丁寧に調べてきてくれていました。初対面同士とは思えないほど早く打ち解け、互いの考えや得意なことをつかみながら、自然に役割を分担していく姿が印象的でした。その行動の速さと柔らかなコミュニケーションに、最初から頼もしさを感じました。

焼津の「リアル」を五感で知る

初日は、各地域の現状や魅力、課題を探るフィールドワークを行いました。焼津グループは、焼津駅から駅前商店街を歩き、高麓も協賛している、学生の居場所であり企業と学生をつなぐ「みんなの公民館まる」を見学。その後、焼津市役所や小川港周辺などを巡りました。

お昼には、小川港魚河岸食堂で焼津ならではの海鮮丼が振る舞われ、
「都内では、この金額でこの量は食べられない」
「新鮮でおいしい!」

そんな声が聞かれ、学生の間で流行している「setlog(セットログ)」でも撮影しながら、チームの皆さんで思い出を共有していました。

やいづとくさんプラザにも立ち寄り、焼津の特産品をチェック。
会場へ戻った後は、実際に歩き、見て、感じたことを率直に共有しました。

「思ったより娯楽施設があった」
「思ったより不便ではなさそう」
「意外と暮らしやすいかもしれない」

「思ったより」「意外と」という言葉が、何度も聞かれました。
こうした気づきは、先入観だけで判断せず、実際に地域を訪れて五感で確かめたからこそ生まれたものです。学生の皆さんの言葉を通じて、私たちにとっては日常の風景や環境が、外から見ると地域の魅力になり得ることにも気づかされました。

地域企業の魅力をどう伝えるか

フィールドワークで得た気づきをもとに、「どうすれば地域企業の魅力が学生に伝わるのか」をチームで考えました。

「誰に伝えたいのか」
「今は何が伝わっていないのか」
「どうすれば知ってもらえるのか」
「どのような広報や体験が必要なのか」

学生と企業担当者が意見を交わし、複数の案を組み合わせたり、一度立ち止まって最初の案を見直したりしながら、提案を練り上げていきました。

オンラインの共同編集ツールやAIも活用し、限られた時間の中で役割を分担しながら、プレゼンテーション資料の大筋を完成させました。

夜の交流も大切な学びの時間に

学生の皆さんの宿泊先は、島田市の廃校を活用したグランピング施設「Glamping&Port 結」です。
宿泊を楽しみにしていた学生も多く、密度の濃い初日を終えた後には、
「大変だけど楽しい」
「参加してよかった」
という声も聞かれました。

夕食は、豪華なバーベキュー。参加したきっかけや学生生活について話したほか、企業担当者も交えて、就職活動や働くことへの価値観、地方で働くこと、これからの進路など、さまざまなテーマについて語り合いました。

その後も、学生の皆さんは遅くまで翌日の発表に向けた打ち合わせを進めながら、ビリヤードや卓球、ボードゲームも楽しみ、オンとオフを上手に切り替えながら交流を深められたそうです。

自分たちの実体験を根拠にした提案

2日目は、課題解決プレゼンテーションに向け、資料の作成とブラッシュアップを行いました。学生の皆さんは、前日の夜や当日の朝にも話し合いを重ね、役割を分担しながら資料を仕上げていきました。

さらに、その場で参加者へのアンケートを実施し、得られた回答やデータを提案の根拠として取り入れるなど、限られた時間の中でも内容は着実に深まっていきました。どのチームの発表にも、志太三市を実際に訪れたからこそ生まれた気づきと工夫が詰まっていました。

高麓が参加したチームでは、参加者アンケートで「今回参加してとてもよかった」「志太で働くのもありかも」と感じた人が多かったことに注目。自分たち自身が、参加前と参加後で志太地域に対する印象が変わった経験をもとに、この企画をさらに発展させる提案をまとめました。

  • 参加者自身の口コミやSNSを通じて、学生目線で地域の魅力を発信する
  • 複数回開催し、参加経験のある学生が運営や発信にも関われる仕組みをつくる
  • 地域企業のオフィス見学や、実際の仕事を体験できる機会を設ける
  • 開催日数や地域と企業を知る機会を増やし、より深く志太地域を体感してもらう

単なる思いつきではなく、自分たちが実際に「知って、見て、感じたことで印象が変わった」という経験を根拠にした、説得力のある提案でした。

同じチームで考えてくれた皆さんへ

最初は初対面だったメンバーが、互いの強みを生かしながら、一つの提案をつくり上げていく姿を間近で見られたこと。そして、高麓も同じチームの一員として一緒に考えられたことを、とても嬉しく思います。

実際に「知る」「見る」「聞く」ことで、これまで持っていたイメージが変わり、自分に合う仕事や企業が見つかることがあります。

高麓も今回の学びを生かし、地域や企業、そして福祉・介護の仕事を、まず知ってもらうための機会をこれからもつくっていきます。

企業魅力発信チームの皆さん、一緒に悩み、考え、笑いながら提案を形にしてくれて、本当にありがとうございました。皆さんと同じチームで過ごせた2日間は、高麓にとっても大切な学びと楽しい思い出になりました。

参加してくださった学生の皆さん、参加企業・関係者の皆さん、志太3市若者地元就職促進協議会の皆さん、ありがとうございました。