2023卒 1年目職員の就職ストーリー

介護士

南條 朱音

1年目 19歳

清流館高校 福祉課→ユニット型特養

介護士

村田 菜々子

1年目 20歳

静岡県立大学短期大学部 短大学部 社会福祉学科→ユニット型特養

介護士

八木 啓太

1年目 22歳

静岡福祉大学 社会福祉学部 健康福祉学科→従来型特養

採用担当

森 拓也

6年目 38歳

他業界から転職→総務→総務部長→創造戦略部長

2023卒 1年目職員 × クロストーク 高麓で働く魅力と今後の目標

なぜ介護職・介護業界を目指したのですか?

家族のために、社会のために、という気持ちから。

まずは23卒年長者の八木さんから聞いてみましょう。

八木

自分は祖母と一緒に暮らしていたのですが、
年齢とともに段々と歩けなくなってしまいました。
自分が何か祖母の役に立てないかという気持ちから
介護業界に進もうと思いました。

この業界あるあるの理由ですね。素敵な理由です。
村田さんはどうですか?

村田

私は養成校出身ですが、介護福祉ではなく、社会福祉が専攻でした。
高齢者分野に限らず、障害、児童、その他生活困窮者等
様々な分野の社会課題を学んでいたのですが、
高齢者分野の身体的問題や認知症について興味を持ちました。
勉強していくうちに、この課題に対し、介護士の重要性に気づきと
魅力を感じ、高齢者分野に進もうと思いました。
社会福祉課程なので、生活相談員を視野に入れているのですが、
まずは現場を知らないと人の生活は支援できないと思い
介護職からスタートしようと思いました。

あと、相談員を視野に入れているのにこんなこというのも何ですが、
事務作業より身体を動かしている方が好きなので(笑)
介護職の方が性にあっているかもしれません(笑)

様々な分野から高齢者分野に興味を持ち、業界を決めたうえで、
今後のキャリアを考えていくうえでも、
まずは現場を知らないと!ということですね。

南條さんはどうですか?

南條

中学生の時に視覚障害者の方の講演を聞いて
福祉の仕事に興味を持ちました。
そこで初めて世の中に身体的ハンデがある方がいるんだということを
知りました。
そこから漠然と「人の役に立つ仕事」に就きたいと思い、
福祉を学べる高校へ進学を決めました。
そして、実習を通して介護士になりたいと思うようになりました。

障害者の方の話がきっかけだったのに
なぜ高齢者分野を選んだのですか?

南條

親も高齢者介護の仕事をしていて、
よく職場にお邪魔させていただいていたんです。
その時、高齢者の方とお話するのが楽しかったのが
きっかけですかね。

親の仕事の影響を受けて~というのも
この業界の志望理由あるあるの1つですね。

数ある施設で高麓では働きたいと思った理由は?

無資格でも挑戦できる環境がGood!明るい雰囲気が決め手の後押しに。

皆さん学校のキャリアが違う中で、
就活の仕方も違ったと思うのですが、
数ある職場の中で高麓を選んだ理由を教えてください。

高校生だった南條さんから聞いてみましょう。

南條

シンプルに雰囲気が好きだったからです!
建物や働く環境、お客様、職員の雰囲気が見学の時
とても良かったんですよね。
他の施設と比べて笑顔が多かった気がします。お客様も職員も。
なので、高麓で働いたら楽しいだろうなと思ってました。

実際入ってみてからはどうでしたか?

南條

変わらないです!(クイ気味に)

その良かった雰囲気を言葉で表すと?

南條

う~ん…「明るい」かな?

いい表現ですね。
村田さんの理由は?

村田

自分の中で就職先に求めるある程度の条件を決めてました。
一番重要視していたのが教育体制で、
自分は社会福祉課程だったので、
介護実習等もほとんどしていなかったから知識や技術が心配で…。

高麓は新人研修が手厚く、働きながら学べる環境だったので、
高麓を選びました。

他の施設でも教育研修制度はあるけれど、
高麓に目を張るものがあったの?

村田

プリセプター制度ですかね。
教えてくれる人が大体固定化されているし。
相談もしやすく安心しました。

誰が担当になるかドキドキだったと思うけど…。
担当の先輩はどう?(おそるおそる)

村田

お世辞抜きで感謝しかないです。
なんでこれをするのかという根拠をもって教えてくれるので、
わかりやすさが桁違いなんです!
介護福祉を学んでいない私からすると腑に落ちやすく
感謝しかないです。

先輩がこの話聞いたら嬉しくなっちゃいますね!
八木さんの理由は?

八木

大学の実習の2回目に高麓に来た時、学びが多く、
職場の雰囲気が良かったからです。
職員さんたちがフレンドリーで、
ここならずっと働けそうかなと思いました。

どんなところに学びが多いと感じたのですか?

八木

友人と一緒に勉強したり、
技術の練習することは学校でもあったのですが、
実習に来た時に自分達では気が付けないケア方法や
考え方等を実践している職員が多かったので、
学びが多いと感じました。

入職後、一番印象に残っていることは?

お客様からいただいた言葉や笑顔が心の拠り所。

村田

介護の仕事を始めてみて、お客様との何気ない会話から生まれる、
笑いの場や笑顔に自分自身が癒されていることです。
挨拶をするだけでもニコニコしてもらえるようなお姿を見かけると
「ほっこり」した気持ちになり、仕事の大変さも癒されていきます。

仕事を始めてみて、気が付けた魅力ですね。
八木さんはどうですか?

八木

担当のお客様と買い物に外出したことです。

特養には月に1回、テーマや店舗を決めて
お客様が欲しい物をオーダーして職員が代行して買い物ができる
「ちょっくら便」もありますが、お客様は外出できません。

そのため、高麓の近所のスーパーに一緒に外出し、買い物をした際、
とても笑顔を見せてくださいました。
ご家族の方も一緒に同伴してくださったのですが、
コロナ禍の影響で面会制限もあって、
ゆっくり会えたこともあってか、皆さん笑顔で、会話も弾み、
お客様は1日中笑顔で満足感に溢れていたのが
一番印象的な出来事でした。

1日中笑顔で1日を満足できることは
私たちでもなかなかないことですよね。
南條さんは?

南條

お客様に「あなたのことが大好きなんだよ」と
言っていただいたことです。
何気ない会話から言われたことなのですが、
「抱きしめたいくらい大好き」と言っていただき、
とても嬉しかったです。

何気ない感謝や言葉が嬉しいという介護士さんたちは
沢山いますよね。
それも介護士の仕事の魅力の1つですね。

介護職として意識・心がけていることは?

お客様目線で考え、伝えることから『何気ない心地良さ』の実現を。

八木

ご本人の意思を尊重してから介護をするようにしています。
ご本人がしたいことと反対のことを
自分たちの都合でやってしまったら、嫌に気持ちになってしまうかも
しれないじゃないですか。
なので、必ずご本人に聞き、
その時したいことをなるべきできるように努めています。

施設が掲げている
「“最期まで自分らしく生きる人”を増やす」「望む暮らしの実現」を
実践されてますね!

南條さんは?

南條

お客様との何気ない会話の時間を大切にしています。
実際に働いてみて、お客様と1対1で話す時間が意外と少なくて
貴重なんだなとわかりました。
なので、天気やフロアで育てている植物、景色の話とか、
何気ない会話をゆっくりする時間が大切だと感じています。

お客様と一緒にほのぼのした時間を大事にしているんですね。
村田さんは?

村田

とりあえず記録することです。
まだ1年目で判断も上手くできないので、
他の職員さんに見てもらった際に指導してもらえるように
なんでも記録しておけばいいかなって。
そのうえで、些細なポジティブな内容も記録して
職員同士で共有したいなと思って細かく記録することを
意識しています。

対応した自分にしかわからないことだもんね。
すごくきめ細かくていいことだけど、
プライべートでもそうなんですか?

村田

プライベートは大雑把です(笑)
やっぱり責任ある仕事だから…。

だからこそ不安を感じやすく慎重に記録しているんですね。

高麓の魅力とは?

先輩の真心と、介護機器や用具の充実は働きやすさの証明。

南條

職員が優しいことですかね。
フロア(働く場所)が違う職員も声をかけてくれてます。
同じフロアの先輩は悩み事を聞いてくれるので
優しい職員が多いと思います。

提供しているサービス内容だと介護機器・用具が豊富で
職員にとってもお客様にとっても
介護しやすい環境があることですね。

一番効果を感じているものは何ですか?

南條

私は体が小さいので、スライディングボードを使ってみて
感動しました。
学校でも使ったのですが、現場で使ってみて
有効性がよくわかりました。

実践で使えると有効性が身に染みてわかりますよね。
村田さんは?

村田

何かあったら職員が相談に乗ってくれることですかね。
自分から話さなくても気にもかけてくるし、フォローしてくれる。
職員は担当のお客様を持つのですが、
自分の担当でなくとも一緒に考えてくれて、
先輩とか後輩とか関係なく、同じ目線で一緒に仕事をしていると
感じます。

サービス内容だと
秋だから「カボチャ食べたい」
→カボチャプリンを作るレクリエーションをする等、
お客様の何気ない一言から望むものを形にしていることが
いいなって思いますね。

まだ私はできないことが多いですが、先輩たちは
何気ない会話からお客様の生活の刺激や潤いになることを
提供できていると思います。

お客様の生の声を実現できることはいいことですね。
八木さんは?

八木

年齢関係なくフレンドリーな職員が多く、
気軽に話せることだと思います。

サービス内容だとインカムを導入していることですね。
インカムがないと緊急事態が起きた時に応援を呼びに行ったり等で
持ち場を離れなくてはいけない上に、時間がかかります。

インカムがあれば、瞬時に多くの人に呼び掛けることができるので、
即時に対応でき、安全性の提供に繋がります。

2年目に向かっての目標は?

スキルアップや資格取得を目指します。

八木

2つあります!
1つ目はお客様の詳細等の記録や自分が失敗してしまったこと等も
含め、記録の視野を広げていきたいです。
2つ目は医療的ケアを任せられていくので、
経管栄養等の知識・技術を身につけ、
正しいケアを提供できるようになります。

2つも出てすごいですね!
2年目で覚えなくてはいけないこと等理解した目標ですね。
村田さんは?

村田

少し長期的な目標になるのですが、
介護福祉士資格を取得することです。

多分、資格取得に向けて勉強等することで、
知識や技術が自然に付いていくのではないかなと思ってます。
なので資格をとれば、視野も広がっているだろうから、
当面の一番の目標かなと思っています。

3年間実務経験を得なくてはいけないけれど、
村田さんのいうとおり、過程で取得できることは沢山あるし、
高麓は資格取得支援や資格手当もあるから、挑戦しやすいですよね。

南條さんは?

南條

今は1年目で業務をこなすことで精一杯で、余裕がないので、
2年目は余裕が持てる介護士になりたいです。

どんな仕事でも1年目は余裕をなかなか持てないですよね。
まして、高卒だから年齢にも差があってその点は
余計に他2人に比べてあるかもしれないね。

でも先輩たちがサポートしてくれて、頑張っているから
2年目も頑張っていきましょう。

皆さんいろいろ話してくれてありがとうございました。