リクルート広報促進実践委員会が語る~職員が思うミッションとは?~
採用担当
森 拓也
6年目 38歳
他業界から転職4社目→総務→総務部長→創造戦略部長
特養部 介護課長 介護職
内野 紅
18年目 40歳
新卒で高麓へ入職 デイサービス、特養、管理者、相談員等を経て特養部 介護課課長
在宅部 高麓デイサービスセンター係長 介護職兼生活相談員
中村 吉里
5年目 39歳
他業界から医療系介護→高麓→特養介護課係長→デイサービスセンター係長
特養部 従来型介護課 介護職
竹下 匡紀
28歳 4年目
静岡産業大学卒新卒→介護職
採用担当
山本 果林
6年目 25歳
静岡県立短期大学部→介護職・副主任→創造戦略部
特養部 従来型介護課 係長
木村 彩乃
15年目 35歳
新卒で高麓へ入職し、管理職に 育休を2度経て復帰 高麓の育BOSS
在宅部 高麓居宅介護支援事業所 介護支援専門員
石川 幸子
5年目 47歳
高麓を一度退職→別事業所→復帰 生活相談員→介護支援専門員
特養部 ユニット型介護課 介護職員
藁科 麻衣子
2年目 20歳
非養成校から高卒で入職→介護職
特養部 ユニット型介護課 介護職員(パートタイム)
早川 実来
4年目 29歳
新卒で高麓へ入職→製造業へ転職→高麓へ復帰
リクルート広報促進実践委員会が語る~職員が思うミッションとは?~
ミッション「最期まで自分らしく生きるを増やす」について思うことは?
高麓のミッションは「最期まで自分らしく生きるを増やす」ですが、施設とは別に個人でミッションに対し、感じていること・思うことあると思います。
新卒で入った職員、中途で入った職員、そして部署・職種でも若干違うと思いますが、皆さんが思うことを教えてください。
まずは、ここ数年リクルート委員会で頑張っている竹下さん!
森
竹下
高齢者になると、遠くへ出かけたり、好きなものが食べられなくなったり…
今までできていたことがどんどんできなくなってきますよね。
他にも施設を利用したり、家族から介護を受けたり等 環境の変化もあったり…
できなくなっていることが増えていく中でそもそもできていたことを維持することすら難しくなり、「自分らしく」生活する機会が減っています。
対して高麓は「増やしていく」ことを掲げています。
実際に働いてみて、このミッションに取り組んでみると、このミッションがとても「深くて」「難しい」ということがわかりました。
なので、「最期まで自分らしく生きるを増やす」は「奥深く・容易ではない」と感じています。
初っ端から模範解答のような意見がでましたね!
(皆さん全員アドリブ)
聞く順番を間違えたかな?
後に答える人はプレッシャーですね!
新卒(非養成校)で入ってくれてミッションにこういう考えを持ってくれているのがいいですね!
では次に一番新卒に近い藁科さん!
どうでしょうか?
森
藁科
私は高校生の時の就職活動で、高麓の説明会に来た時にはじめてこのミッションを知りました。
その時に心を撃ち抜かれました!
他の施設にも見学に行って説明を受けたのですが、他の施設にはないものだなと思いました。
実際に働いてみて、自分自身がお客様の看取りで最期を迎えられる時も介護職だけではなく、他職種が連携してお客様の最期に向き合っているのを見て、職員がミッション実現に実際に取り組んでいると感じました。
なので、「最期まで自分らしく生きるを増やす」は良いミッションだと思っています。
職員が連携してお一人お一人のお客様の「最期まで自分らしく生きるを増やす」ことができていると実感しているんですね!
ちなみに撃ち抜かれたときの感触は!?
森
藁科
え~~~
「ぞわっ!」ですかね?(笑)
「ぞわっ」ですか!?
鳥肌的な?
それだけ衝撃的だったのですね(笑)
次は長く高麓に努め
一時期離れたこともある石川さん!
お願いします。
森
石川
高麓のミッションは
介護を受けるお客様だけのものではないと思います。
職員や地域の方々そしてお客様のご家族等 、それぞれの「自分らしく生きる」を大事にすることだと思います。
特にお客様に対しては、利用されているご本人やそれを支えてきたご家族の人生で
大切にされてきた「想い」を軸に、支えていくのが私たちの役割だと思いますし、施設を利用する前に在宅で介護されてきた背景・時間・想いを伺ったうえでサポートすることがミッション実現に繋がると思います。
コロナ禍の過渡期においては高麓も面会制限を厳しくして、お客様にはご不便をおかけしていました。
そんな中、ご家族との窓口である生活相談員を中心に施設がオンラインや窓越し面会等、感染対策に気を付けながらもその「想い」に応えるべく出来る形を模索しながら実行すべく奔走していましたもんね。
そういう考え方がミッション実現に近づくのかもですね。
では、これまた一度高麓を離れ、戻ってきた早川さん!
お願いします。
森
早川
私は「最期まで自分らしく生きる」というのは意外と難しいことだと思っています。
私たちもそうですが、施設の中でも人間関係の様々があります。
中にはその集団生活の中で「自分らしさ」を発することが苦手な方もいます。
だからこそ私たち介護士がその「自分らしさ」を引き出せるサポートができたらいいなって思って仕事をしています。
私たちも仕事や社会で「自分らしさ」を出すことは簡単ではないですからね。
だからこそ引き出すのも介護の仕事だし、その難しさも感じるわけですね~
では次は木村さん!
教えてください。
森
木村
「最期まで自分らしく生きるを増やす」という言葉は
私たちも含め、一人ひとり生き方が違う中で
個人の想いを大事にできる言葉だと思っています。
実は私は就職前は特養にマイナスなイメージを持っていました。
入れられた・入れさせてしまったみたいな…
でも、実際に働いてみて「施設に入ったからこそできる」ということもいっぱいあると発見できました。
家族だけでは支えられないこともありますし、介護士や施設が起きなっていくことも「自分らしい」生活をできることの1つで、ミッション達成の1つだし、自分がずっと目指していきたい介護の在り方でもあります。
素晴らしいですね!
「施設だからこそできる」ということで具体的なエピソードはありますか?
森
木村
特養に入ってきたときには、すでに寝たきりの状態のお客様がいまして、多職種が連携して、ケアを重ねることでまずリクライニング(背もたれ)の車イスで生活できるようになりました。
そこからさらに普通型の車イスで生活できるようになりました。
そしてついにはご本人の願いであった生まれ故郷の山梨のお墓参りに行けたということがありました。
その時は私も一緒に行きました。
※高麓HP 自分らしく生きる 介護エピソード「片道3時間の墓参り」参照
他にも口から栄養が取れず、チューブを体内に挿入して栄養を取っていたお客様が「ご飯を食べたい!」という想いをいただき、これも多職種が連携して、3食の食事を口から食べられるようになった等の経験があります。
「可能性は無限大」ではありませんが、施設に入ったらお終いではなく、
入ったらこそ、ご家族の負担を軽減したり、ご本人もまたできるようになったり、施設に入る前よりも
できるようになったりすることもあるのですね!
ある意味新しい「家族の付き合い方」みたいな。
そんな介護の実現がミッションに紐づくわけですね!
ぜひ気兼ねなく介護サービスを使っていただきたいです!
最近デイサービスに異動した中村さんはどうですか?
森
中村
石川さんも同じような話をしていましたが、ミッションを個人単位で考えると、介護の視野は狭まってしまうと異動して思いましたね。
入居と在宅を両方経験して視野は広がりました。
介護サービスを利用されるご本人の背景には、必ずご家族等今まで支えてくれた方がいます。
なので、ご本人はもちろんご家族等、今までの生活を支えてきてくれた方の想いも
大切にしてこその「最期まで自分らしく生きるを増やす」かなと思います。
その想いを高麓の各サービスに反映していくことも私たちの仕事・使命だと感じますね。
ご家族も含め「高麓の介護サービスを利用してよかった」と、思ってもらうこと自体が
「自分らしく生きる」に繋がるのかなと思います。
そういう意味では、施設に入る前からいかにお客様ご本人やご家族の想いを理解して高麓全てのサービスが繋ぐことがミッションの実現につながるかもしれないですね。
入居と在宅の視点。
両方を持てたからこその考えかもしれないですね!
同じく、介護から創造戦略部に異動し、広報など外に出て他施設も見ることも多く、客観的に高麓を見る機会も多い山本さん!
どうですか?
森
山本
自分は「最期まで自分らしく生きるを増やす」の「増やす」という部分に重要性を異動してから特に感じています。
「自分らしくを支える」とか「自分らしさを叶える」等、「自分らしく ~」ということは
他の施設も結構掲げているなとわかりました。
高麓のミッションは「支える」はもちろん、そこにプラスして「増やす」があって
一歩先に進んでいると感じるんですよね。
特に採用や広報の仕事をするようになって、お客様の「自分らしく生きるを増やす」機会を
増やしてくれる「仲間を増やす」ことで、介護の環境が整い、職員も「自分らしく」働く環境ができるんだなと思っています。
その環境構築のサポートが創造戦略部の仕事だなと感じています。
なので「増やす」ということに拘ってミッション実現に貢献したいと思っています。
一人の力ではなく、様々な人が関わることで、「増やす」ということの実現に繋がっていると思うのですね。
同じ部として誇りに思います。
最後は内野さん!
お願いします。
森
内野
高麓だからこそこのミッションを掲げて、できていることって沢山あると思います。
最近特養に入居された方で、高麓の訪問介護、デイサービスを利用され、最後は高麓で…と入居された方がいました。
その方は言葉数も少なく、認知症症状もかなりあり、入居当初コミュニケーションを取るのが難しかったです。
そんな中デイサービスの職員がデイサービス利用時によくお話されていたことや、よくされていた「言葉あそび」等コミュニケーションの取り方を教えてくれました。
試しに日々のコミュニケーションにその方法を取り入れたところ、お客様の表情が柔らかくなり、
コミュニケーションがとりやすくなりました。
それができたのも高麓の各サービスがミッションを体現し、連携できているからこそだと思いました。
複数のサービス事業所が同じ建物に入っているこその強みかもしれないですね。
在宅支援~入居までの一連のサービスを利用して「よかった」と言ってもらえることがミッション達成に繋がるのかもしれないですね。
こんな話もぜひ説明会等で職員と話して仲間になってほしいですね!
森