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8月11日〜12日 2Saysインターンシップ開催!
高麓では、高校生~大学生を対象に学校で介護を学ばれている方にも学ばれていない方にも「現場からの介護の魅力」を知っていただくため、2日間にわたり、お客様が「望む暮らし」を食の観点から実現するため、望むおやつレクを立案から実施までを学生様主体に職員と一緒に行う2daysインターンシップ「食の楽しみから提供する望む暮らし~おやつ編~」の初回を、8月11日〜12日に開催しました。今回は常葉大学の2年生が参加していただきました!
●1日目
初日、まずは2日間一緒に行う職員とチームワークを深めるべくアイスブレイクを交え、職員との交流。
次に現場に実際に入り、普段の生活や入居前の暮しなど、高齢者施設で暮らすお客様の理解をコミュニケーションを通して深めました。そして、目的である「望む(食べたい)おやつ」を情報収集しました。「介護の現場を見るのが初めて」「老人ホームに足を踏み入れることが初めて」ということもあり、お客様と接する前に職員を相手にしたチュートリアルで肩慣らし。シュミレーションをして現場に臨みます。
それでも、いざお客様を目の前にすると緊張が…!
サポートする先輩職員と一緒にまずは挨拶から。お客様にも優しく接して頂き、3名のお客様から高齢者施設での暮らしと「望むおやつ」をお聞きし、無事目的を果たすことができました。
声の大きさ、目線、姿勢、会話の展開…。学生さんもこの短い時間で、試行錯誤して挑戦する姿を見せてくれました。
お客様と会話し、情報収集ができたところで、職員とのランチ交流を経て、続いては企画立案。
翌日にどんなおやつレクリエーションが実現できそうかを話し合いました。
ヒアリングした3名様の要望や健康状態等を加味し、たくさんの企画案を出し合い、そこからどの案なら実現できそうか選ぶこと、どんなことなら一緒にできそうか、雰囲気作りにはどんなBGM、どんな小物が必要かなど、介護士の専門職としての視点も学びながら、実際の介護現場での会議のように企画を詰めていきました。
今回決まったおやつレクリエーションは、夏に涼を感じていただくことやご要望の生のフルーツを味わっていただくことを目的とした「進化型かき氷レクリエーション」!!フルーツをふんだんに使い、味も高麓らしく、選べるように複数のシロップをご用意。
必要な買い出しやポスター等の準備は今回は職員が行いましたが、2日目は飾り付け等準備するところから一緒に進めます。
●2日目
1日目に用意した飾りものやメニュー表、ポスター等を使い、フロアを一緒に彩りました。空間づくりは、高麓がレクリエーションをする上で大切にしていること。お客様により雰囲気から楽しんでいただきたい、五感より季節を感じて頂きたい、そんな想いから空間作りも含めてレクリエーションを企画しています。
準備ができたら、いよいよレクリエーションスタート!
まずは、本日手伝っていただくお客様に一緒に挨拶に伺い、盛り付け用の果物を一緒にカットしていきます。
手先が固くなっていたり、片麻痺があったりするお客様が行いやすいよう、一緒に手を添えたり、果物の向きを変えたりすることで学生さんもお客様のサポートをしました。一緒に実施していただくことでよりお客様と寄り添い、介護職としての仕事、やりがいを体験していただきます。
カットした果物を器に持って、盛り付けゾーンへ用意したら、ようやくかき氷作りです♪
かき氷はお客様自身でなかなか削れなかったので、お客様好みの量を伺いながら学生さんにも氷を削って頂きました。(なんと、学生さんにとって人生初めてのかき氷作りだそう!)
作成したオリジナルのメニュー表を参考にしながら、お客様に好みのシロップをかけていただいたり、果物の盛り付けを手伝ったりなど、学生さんは慣れない体験に目まぐるしく時間が過ぎたかと思いますが、緊張の中でもお客様に丁寧に接する学生様の誠実さがお客様にも伝わったように感じます。
かき氷が完成したら、学生さんも含めて一緒にかき氷Time。「おいしい!」「冷たい~」「パイナップルが美味しい」等感想を間近で聴きながら、かき氷を味わいました。「食べたいものを聞いて企画してくれて、本当に本当にありがとう。」と感謝の言葉を伝えてくださったお客様もいました。お客様と接し、生活を支えさせていただく中で、関係性を深めてその方が「望む暮らし」を実現し、感謝・感激・感動が得られることが介護の仕事の魅力の1つです。2日間を通し、その魅力が伝わっていれば幸いです。
学生さんの考えてくれた企画は大成功のレクリエーションとなりましたね!
お問合せ・申し込み
社会福祉法人 東益津福祉会 特別養護老人ホーム 高麓
採用担当:森 ・山本
TEL:054-628-0070
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