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11/1,2 Out of Kidzania inやいづ2025に参加しました

こども向け職業・社会体験施設「キッザニア」を飛び出して、「焼津」を舞台に、こども達にもっとリアルな体験をしてもらいたいという想いから開催されたOut of Kidzania inやいづ2025。
中部地方初となる開催に焼津市が主催となって行われ、市内外の小学生を対象に港町 焼津ならではの「水産・漁業」をはじめ、「医療・福祉」「建設」「飲食」など、地元で活躍する企業での本格的な「しごと体験」を通して、働く楽しさや地域の魅力に触れられる特別なイベントとして開催されました。
高麓も福祉業の中で介護士の職業体験ブースとして、2日間出展しました。

会場内には25の職業ブースが勢揃い!
こども達が「やってみたい!」と思う仕事を自分で選んで体験することができ、仕事をすると「ヤーヅ」という仮想通貨を給料としてもらえます。
楽しみながら職業や社会の仕組みを学べて、「将来どんな仕事をしようかな」と考えるキッカケにもなります。
高麓では、高齢者役と介護士役に分かれ、勉強・体験と4つのお仕事を体験していただきました。
まずは、対象者となる介護が必要な高齢者理解と介護士の働く環境と仕事内容を学びました。
小学生の祖父母はまだまだ働いている元気な方が多いため、想像が難しい方もいましたが、福祉の勉強を小学生で取り入れていることもあってか、
「目が見えにくくなる!」
「耳が聞こえにくくなる!」
等の感想が矢次に出て、高齢者の身体理解を深めていました。



続いて実際に80歳くらいの高齢者がどのような気持ち、身体状態なのかを疑似体験グッズを装着して体験してもらいました。
「重たい」
「腕が曲げにくい」
「色が違って見える」
「だから話しかけても聞き返されるんだ!」
と、気づきが多かった模様です。



実際に杖ももって、会場内を歩いてみました。
「すぐ疲れちゃうね」
「見えにくいし、聞こえにくいから車とか危ないね」
等、自分たちと高齢者の身体の違いがわかった模様です。



対象となる高齢者の気持ちがわかったら、実際にお仕事体験!
まずは車いす介助、車いすの使い方、走行の際の注意点などを伝授し、実際にやってみます。
一度説明しただけで、
「まず手をハの字にして座るところを作って、足を載せて、ブレーキを解除して…」
と、復唱しながら完璧に使い方をマスター。



実際に車いすを走らせてみると
高齢者役は
「楽チン!」
介護士役は
「これで今度お店に置いてあるやつもできる!」
と、興奮気味に話してくれました。



次は2グループに分かれてのお仕事。
1つはベッドからの起床介助。
指1本でも簡単に人が動かせるボディメカニクスの秘密を体験。
「うわ!本当だ」
「すごい!なんで?」
と介護は科学であることを知ってもらいました。
また、電動ベッドの使い方も学び、高さによっての快適さを作る重要性も学びました。



もう1チームは介護ロボット移乗リフトを操作するお仕事。
「思っていたより怖くない!」
「お父さんも簡単に介護できるね!」
等、便利さや安全さを知ってもらいました。



最後はお客様を楽しませるレクリエーション体験を行い、様々なパーツから自分らしいかえる(蛙・帰る)お守りを作るというお仕事。
介護士役さんは高齢者役に質問をしていき、高齢者が作りたいかえるお守りを代行していきます。
「聞き方が難しかった」
「選べるって大事だね!」
等の感想や楽しみながら行うことの大事さを学んでいただきました。



あっという間に1時間を終え、お給料をお渡ししました。
嬉しそうに保護者に駆け寄り、お給料袋を渡す子や内容を説明する子が多かったのが印象的でした。
振り返りではみなさん
「楽しかった!」
「お年寄りの気持ちがわかったので優しくしたい」
「困っている人がいたら助けたい」
「力がなくても介護はできるのがわかった!」
いろんな気付きを得ていただいたようです。
4ターム×2日間で多くの方に来ていただきました。
ブースの様子を見て、当日参加してくださった方や1日目の参加した兄弟や友人の方の様子を見て2日目にも多くの方が参加してくださいました。
これが介護の仕事に興味をもっていただいたり、福祉の目線をもっていただくことに繋がれば幸いです。
私たちも2日間楽しく、一緒に介護の仕事をさせていただきました。
貴重な機会をいただいたKJC様、焼津市様、トリナス様、吉村様、ナイン様、サンロフト様ありがとうございました。
今後も焼津市の様々な企業様との連携して焼津の発展に寄与していきたいと思います。


