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教育

スライデイングボードを使用した移乗研修

高麓では定期的に行う研修とは別に有志の職員による勉強・研究会を実施し、介護に関する知識や技術を高めています。参加できなかった職員も参加者から広めてもらう等でケアの質を高めています。

今回はスライディングボードを使った車椅子⇔ベッド間の移乗の技術練習。
高麓には多くの介護補助機器があります。それを有効活用し、お客様と職員の身体負担を軽減を図っています。

便利な器具も正しい使い方をわかっていなければ、返って危険になったり、時間がかかってお客様に負担をかけてしまいます。役職者・ベテラン・専門職員が講師となり、若手にレクチャー。

まず見本を見せ、正しい使い方と悪い使い方、スライディングボードがあった時とない時を若手職員に体験してもらい、身体で違いを理解してもらいます。そのあとは実際に若手職員同士でやってもらい、アドバイスを交え、正しい使い方、安心安全な移乗を体得してもらいます。

「あれ?うまくいかない?」
「重心をこうして、ここにボードをいれて滑るように」

と和やかな雰囲気でレクチャー。参加職員の意識も高く、
「こういう場合はどうしたら?」「このパターンは?」等研究らしい会話が飛び交います。

何度か練習していると
「できた!」「確かに楽ですね」「力の感じ方が全然違う」等有効性を理解できました。

特に男性は力があるので、自分の力だけで移乗ができてしまうのですが、実際に脱力されているお客様には負荷がかかってしまっています。お客様にも負担なく移乗してもらうためにはこういった介護補助機器を有効活用し、スムーズに使えることが必要です。

今日学んだ内容を日々実践し、他職員にも広めていいケアをしていきましょう。
今後も不定期にこういった様子をUPしていきたいと思います。