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【キャリア】相談員養成プログラム研修 第4回目を行いました。

高麓のミッション「”最期まで自分らしく生きる”を増やす」を実現するため、職員にも自分が望むキャリア教育の場が得られるように、今年度から新たにスタートした介護職員のための「相談員養成プログラム」。

お客様・ご家族様や地域と施設の間を取り持ち、多職種と連携・調整する役割の生活相談員。
生活相談員の役割や考え方や視点について「学びたい!」と手を挙げた職員のために、実践を交えて勉強できるシリーズの研修です。


本日は4回目の開催です。
まずは3回目に学んだことの復習と実践を伴う課題として、事前課題の発表から行いました。
事前課題の発表とは、お客様をお1人選出し、先月から1か月間の記録を基に事前に情報をまとめ、ご家族様に現在の様子や体調などを報告する、というもの。
記録から読み取る状況把握が大切なことはもちろん、「OOさん、先日◆◆作りをされたました」などエピソードを盛り込むと、事務的に聞こえない良い報告になることを学びました。
また、介護職員として行う日々の記録の大切さも実感したようでした。


第4回目のテーマは「多職種連携」について。
講師からのレクチャーとグループワークを通して学びました。


施設には多くの専門職がいて、互いに連携しながら、各専門分野の知識や技術を用いてお客様の生活を支援します。
相談員としては、各職種の特徴や傾向を把握しつつ、その職種が欲しい情報は何か、どんな着眼点を持っているのかを理解した上で他職種との連絡調整を行います。
異なる専門分野の職員と情報共有するときには、目的が何かをはっきりさせることが重要。
グループワークでは、対象のお客様について他職種と情報共有を行うために、下記の点について意見を出し合いました。

・どんな目的で情報共有をするのか
・目的達成のためには、どんな専門職に集まってもらえばよいか
・情報共有では、どのような展開で話し合いを行えばよいか

「自分がこの方の対応をするとしたら、何が気になるか。」と自分事として想像を膨らめながら意見を出していきました。


この相談員養成プログラム研修では、参加者の実践的な成長を促すため、レクチャーを受けたことを実践に落とし込みやすい構成となるよう、下記のような学習サイクルを経て研修を進めています。

<相談員養成プログラム研修の学習サイクル>
レクチャー ▶ グループワーク ▶ シミュレーション ▶ 次回研修までの課題

第4回目の研修では、相談員に必要なスキルを学ぶとともに、より多角的な目線へとアップデートできました。
この内容を、お客様の「”最期まで自分らしく生きる”を増やす」ミッション実現のためにこれから活かしていきましょう。

次回も頑張りましょう!