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【キャリア】相談員養成プログラム研修 第3回目を行いました。
高麓のミッション「”最期まで自分らしく生きる”を増やす」を実現するため、職員にも自分が望むキャリア教育の場が得られるように、今年度から新たにスタートした介護職員のための「相談員養成プログラム」。
お客様・ご家族様や地域と施設の間を取り持ち、多職種と連携・調整する役割の生活相談員。
生活相談員の役割や考え方や視点について「学びたい!」と手を挙げた職員のために、実践を交えて勉強できるシリーズの研修です。
本日は3回目の開催です。
まずは2回目に学んだことの復習と実践を伴う課題として、ケースとしてお客様1人選出し、現在の状態やご家族も含めた要望や希望の確認と今後の施設内での生活や健康状態の推移の見立て、それにあった目標設定を発表し合いました。資料は共有せず、これも情報を持っていない人にも会話からイメージを持ってもらえるように話す練習です。
前回までの学びを元にあらためて向き合ってみるとご本人の気持ち、ご家族の気持ち、それを両方わかっている介護職員の気持ちを鑑み、現状できそうか、難しいかの中で「最期まで自分らしく生きるを増やす」「望む暮らしの実現」のための方向性をどう決めていくか、調整する相談員の難しさを知ります。
3回目の本題は「情報収集とコミュニケーション技術」
施設の中でお客様の状態は日々変わっていきます。
その中でお客様に変化があった場合、ご家族に伝えなくてはなりません。
正しい情報をお伝えするためには情報収集が必要。
そのための収集内容や整理等のポイントを学びました。
そしてその収集した情報の伝え方を学びます。
相手の心情に寄り添うことや、イントネーション、言葉の使い方、対応速度、
事実で伝える大事さや誠実な対応のポイント、日頃のコミュニケーションの重要性etc…。
伝えるときはその話す内容に合わせた姿勢や言葉遣いによって相手の印象はいかようにも変わります。
誠実に向き合い、サービス業であることを忘れずに対応をする大事さを改めて学びました。
学びのあとは実践。
事例をもとに説明のシュミレーション実演。その出来をメンバーで振り返りを行いました。
「え?なんていえばいいんだろう」「伝え方難しい…」
実践してみると状況をイメージしてもらうために、どれくらいの情報を伝えるべきなのか
どんな言葉で伝えるのか、どんな風に気持ちに寄り添うのかの難しさ
そして意外に出てしまう専門用語への注意等等 やってみたからこその難しさを痛感しました。
その難しさがわかったからこそ、日常の記録の重要性にも気づけました。
相談員に必要なスキルを学ぶとともに介護職としても必要な目線もアップデートできました。
この内容を自分だけに留まらず、所属部署にも反映させ、よりよい介護にしていきたいですね。
次回も頑張りましょう!