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【キャリア】相談員養成プログラム研修が始まりました。
高麓では、年間を通じて、様々な研修を行っています。
高麓のミッション「”最期まで自分らしく生きる”を増やす」を実現するため、職員にも自分が望むキャリア教育の場が得られるように、「相談員養成プログラム」を新たに2024年度から設けました。
生活相談員とは、介護施設でお客様やご家族様の相談に乗ったり、契約手続きを行ったりするという職種。
地域や行政と施設の間を取り持ち、多職種と連携・調整する、重要な役割を持っています。
しかし、仕事内容や資格要件、経験歴は、施設や自治体によって基準が異なり、「生活相談員」としての勉強をできる場は少なく、働いてからその仕事内容にギャップを感じやすい職種の一つでもあります。
そこで、生活相談員の役割や仕事内容、仕事のあれこれを勉強できる「相談員養成プログラム」を実施するに至りました。
今回は、その第1回目の研修。
相談員の役割と、求められる視点を学びます。
講師を務めるのは、現在特養部長を担い、ケアマネージャーや相談員としての経験も持っている職員です。
参加職員は、自ら応募した意欲が高い職員。
7月から12月まで全6回を通して、個人ワークやグループワーク、日々の業務の中でも自己課題に挑戦するため、受講職員は少人数に限って進めていきます。
皆さん、入居サービスで働く介護職員で、子育てを終え、自身のキャリアの幅を広げたいと考える職員など、それぞれに目的をもって、参加してくれました。
生活相談員がそもそも何をする仕事なのか、介護職員としての関わりなら見ている相談員像と何か違うところはあるのでしょうか?
相談員の仕事は、サービス管理の視点や、営業に似た視点も必要であることが理解できました。
また、少人数で密に勉強できる場だからこそ、講師が経験から得た考え方や、コミュニケーションのひと工夫も、研修のエッセンスとして伝えてくれました。
今回の研修で得た大きな学びは、相談員としての視点や考え方。
介護施設の窓口として、お客様や外部機関からの相談役として「相手目線」の考え方を身に着けていく必要があります。
マニュアル化しづらい仕事だからこそ、仕事を進める中で、立てた仮説がうまくいかない失敗を次にどう生かすのかを考え続けることが大事で、「日々の実践を無駄にしない」ことを学びました。
この意識のアップデートを日常に生かし、行動に目的を持たせ、成長していきましょう。