7/8・8/5 社会貢献活動 出前講座～熱中症対策・自宅で元気に暮らすための体操～
高麓では、社会貢献活動の一つとして、地域の皆様の安心で自分らしい暮らしに貢献することを目的に介護保険や介護、健康に関する講座を高麓の職員が出前講座として実施させていただいています。
今回は「岡当目ミニデイ」へ出向かせていただきました。
開催は７月と８月の２回シリーズでご依頼を受け、第１回は 7月8日、第２回は 8月5日でした。
第１回「熱中症の対策」
第２回「自宅で元気に暮らすための体操」
の内容でお届けしました。
猛暑を乗り切って、皆様と一緒に体力をつけるため、高麓職員も熱が入りました！
●7月8日 第１回目
高麓からは栄養士が出向き、話をさせていただきました。
熱中症はどんな環境でなりやすい？
見分けるコツは？
実際、熱中症の疑いがある人に遭遇したら何をしなくてはいけない？
予防の為に心がけることは？
などなど、「日常生活で使える知識」を皆様に学んでいただきました。
ひと通り講議が終わった後は、復習を兼ねたクイズ！
講師がクイズ形式で質問し、「〇 ×」で参加者に答えていただきました。
積極的に手が挙る皆様。
『Q.昨年１年間で熱中症で運ばれた人の人数は？』というクイズもあり、その数に驚が隠せないようで…
「そんなに多いんだ～！」
「私たちも気をつけなくちゃ！」
と対策にも意識が高まったご様子。
また、参加者様からも「1日に必要な水分量や何を飲んだらいいのか？」と重要な水分補給について疑問を挙げてくださり、他の参加者様からもたくさん意見が出て、一盛り上がりしました。
講義で学んだ知識の振り返りをクイズ形式で楽しみながら、熱中症の理解を深めることができました。
今後も猛暑がまだまだ続きます。
今回学んだ熱中症の対策を、できることからコツコツと、ご自宅でもぜひ取り組んでいただけると幸いです。
● 8月5日 第２回
デイサービスと訪問介護の職員が出向き、体操を行いました。
運動不足により起こりうる病気について、またその病気に対して効果的な運動についての話をさせていただきました。
第２回も「日常生活で使える」ことを意識し、ご自宅で簡単にできる体操をお届けしました。
『ロコモティブシンドローム』
（加齢に伴う筋力低下や関節や脊椎の病気、骨粗しょう症などにより運動器の機能衰えのリスクの高い状態）
『メタボリックシンドローム』
（内臓肥満に、高血圧・高血糖・脂質代謝異常が組み合わさることにより、心臓病や脳卒中などになりやすい状態）
病気についての理解や…
運動に関する講義や説明が終わり、実際に体操をしていきます。
今回は
・『ロコモティブシンドローム』に対して効果のある『カモメ体操』
・『メタボリックシンドローム』に対して効果のある『ボール体操』（今回は、脳を鍛えながら行う体操もセット）
・『手足の運動』
を行い、頭から足先まで体を動かしました。
まずは『ロコモティブシンドローム』に対して効果のある『カモメ体操』
腕や足をそれぞれの関節から大きく動かしました。
肩関節や肩甲骨、股関節等がほぐれ、筋力維持にも効果があります。
つづいて、『メタボリックシンドローム』に対して効果のある『ボール体操』
『ボール体操』では手足だけではなく、『脳を鍛えながら行う体操』もセットで行いました。
多くの参加者様がいたので、2チームに分かれて行いました。
ルールは簡単。キャッチボールをしながら、テーマに沿った単語を言ってもらいます。
実際にやってみると、これがなかなか簡単にいきません！
単語がすぐに出てこない時には、お互いに教え合うなどして盛り上がった様子でした。
最後に『手足の運動』
こちらも、音楽に合わせて手足を動かし、脳を鍛えながら行います。
左右で違う動きをしたり、歌いながら手足を動かしたりするのは大変でしたが、「難しい～！」と言いながらも笑顔が見られました。
第２回目の「自宅で元気に暮らすための体操」では、毎日少しずつでも運動することで防ぐことができる病気があることや、特別な道具や広いスペース、まとまった時間がなくてもできる運動を知ることができました。
岡当目ミニデイ、２回シリーズの開催ありがとうございました。
ここ数年夏の暑さが尋常ではないため、熱中症についての知識が多くの方に広がり、焼津地域の皆様が元気に暮らせることを願います。
今回皆様と一緒に行った体操も無理のない範囲で継続していただき、健康に暮らし、生き生きとした岡当目地域になれば、とお思います。
高麓が協力できることございましたら、地域に出向き社会貢献となるよう活動していきたいと思います。
ホームページ「お問い合わせ」ページからも、出前講座の依頼を承っております。
