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2021年5月31日 特別養護老人ホーム

お客様に旬の物を味わい季節を感じていただくため「ジャガイモ」で芋餅を調理して頂きました。

調理を始めた際は職員がお手伝いをさせていただこうと考えておりました。
しかし調理道具をお客様にお渡しすると...

この通り。
お客様は慣れた手つきでジャガイモを切り始められました。
職員が「包丁使うのお上手ですね」と声をおかけすると
「これでも主婦だからね」と素敵な笑顔でお話してくれました。

続いて切った芋を茹でてすり潰したものに、片栗粉を加え、芋餅の形に整えていただきました。
お客様は真剣な表情で芋餅の形を丸く整えており、ご家庭の台所に立たれていた頃を思い出しながら作っていらっしゃるのかなと感じました。

最期にホットプレートに芋餅をのせて焼いたら出来上がりです。

出来上がった芋餅に何もつけずにジャガイモの風味を味わうお客様もいれば、醬油を少しつけて召し上がるお客様もおりました。
お客様に感想を聞くと「とっても美味しい」と好評でした。

調理をすることは脳トレにもなり、認知症予防の効果が期待できます。
本館2階には女性のお客様が多いため、昔を思い出しながら楽しく調理をしていただけると考えています。
これからも年間を通して旬のものを使い、季節を味わっていただける調理レクリエーションを行っていく予定です。