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2021年6月23日 特別養護老人ホーム

「わぁ〜いい匂い」
さて、なんの匂いでしょうか。
正解はニラです！お客様の切ったニラの美味しそうな匂いがフロアに広がります。

なぜニラを切っていたのかというと、餃子を作るためでした。
今回の餃子作りは、日常生活の中で昔からやっていた”調理”をすることで自立支援につなげようという目的で、お客様にはニラという普段嗅がない匂いやご自身で作ったものを食べるということを楽しんでいただく企画です。

まずは材料を切ります。
ニラを切るお客様の包丁捌きはとても軽快で、熟練の主婦の技を感じました。
また片麻痺のお客様がみじん切りする際は、ハンドチョッパーという持ち手を引っ張るだけで簡単にみじん切りができる調理器具を使うことで上手に切ることができ、餃子の皮包みではテーブルに腕をのせることで上手に餃子を包むことができました。

そしていよいよ餃子焼き機の上に餃子を並べ、焼きます。
ジュワ〜...
という餃子を焼く音や漂う香ばしい匂いにお客様の歓声が上がります！

こんがりときつね色をした美味しそうな餃子の完成です。
白いご飯と一緒にいただきました。
お客様はとても満足げな表情で美味しそうに餃子を召し上がっていました。
おかわりをされるお客様も多くおり、餃子作りの企画はとても喜ばれたと思います。

「自分で作ったものだからおいしいよ」という声もお聞きできたので、今後も調理のレクリエーションで楽しんでいただきながら自立支援につなげていきたいと考えております。