9/9 本館3階ショートステイ 学生さんのアイデアを形に！〜風船バレー〜
「わ〜!そっちに行ったよ！」「それっ！」
本館３階のフロアでお客様の元気な声が。
お客様は腕を振り上げて風船を高く上げ、下に落とさないよう次の人へと風船を回しています。
高麓ではお客様に自分らしく生きていただけるよう、より良いケア方法やレクリエーション等を日々試行錯誤し、実施しています。そのため”お客様の余暇活動に何を取り入れるのか”を考える際もお客様の趣向に沿ったり、職員の特色を活かした企画を立てています。
今日は「風船バレー」を実施しました。この企画は先日高麓で行われたWEB版インターンシップに参加された学生様とのワークショップで出たレクリエーションのアイデアを基に実施したものです。
学生様という若い人の視点から考えていただいたアイデアでお客様に楽しんでいただきながら、機能訓練をしていただけるということでこの度実現されました。
職員の「目指せ！来季オリンピック！」という掛け声のもと、続々と風船バレーへの参加希望をされるお客様。
最初は「できるかな？」と心配されるお客様もいらっしゃいました。
しかし風船バレーが始まると...
「１！２！３！４！...」お客様全員で声をそろえ、ラリーを数えながら風船を次へ次へと繋いでいます。
最初の心配は何処へやら。風船を懸命に目で追い、真剣な表情をされている姿のなんとたくましいこと！
ラリーが40回を超えると掛け声もさらに熱を帯びます。
本日の最高記録はなんと、、、４７回！
バレーをしている最中の真剣な表情や満面の笑みがとても輝いておりました。
この風船バレーは腕や指先を使って体を動かすだけでなく、風船を追う集中力やラリーをつなぐ気持ち、「１！２！...」と声を出す力も使います。
風船バレーのおかげでこの日の夜はしっかりとお休みいただけて、朝の目覚めもすっきりされておりました。
これからもお客様の趣向に寄り添いレクリエーションを考え、お客様が日々を楽しく過ごせるよう企画を考えていきます。
