9/18 特養部 9月のちょっくら便「たこまん」
「ちょっくら便」とは、高麓で2023年度から始まった、入居サービスを利用されているお客様向けの代行サービスです。
様々な理由でなかなか買い物に行けない方に向け、
月に一度、職員がお店を提案して、その中から代行してほしい商品を選んでいただきお届けしていく仕組みです。
毎月の楽しみとして頂けたら幸いです。
「ちょっくら」とは静岡の方言。「ちょっと」のことを意味することから、気軽に頼みやすいネーミングとして採用。
どのお店が良いのか選定は、お客様の声を参考に毎月趣向を変えています。
今月は「たこまん」への買い物代行の希望があり、ちょっくら便出動いたしました!
静岡の地に親しんだ「たこまん」。
昭和55年に、浜岡に初出店したたこまんは、浜岡砂丘をモチーフにした「大砂丘」が大人気商品です。
今回出向かせていただいたのは、たこまん高柳店。
できたてのお菓子を作る工房や、ゆっくりくつろげるカフェスペースがあり、
デザートクロワッサンや搾りたて生モンブランパフェが美味しい!「映え!」も話題の店舗です。
数日前。
注文を受け付ける時、たこまんに馴染みのない方も何名かいましたが、
写真付きのメニュー表を見ながら
「『大砂丘』ってすごいね!美味しそう。」
「この練り切りかわいいから頼もうかな。」
「友達の分も、ちょっと多めに…。」
と皆様楽しそうに希望商品を選ばれていました。
受領証を手元に、受け取る当日まで楽しみの毎日。
「やっと今日だね!」という会話が午前中にちらほら囁かれ、担当配達職員もやりがいに満ち溢れていました。
配達時、「来た来た!すごいね!」「私が頼んだのこれだっけね。」
と皆様ニコニコしながら紙袋を開け喜ばれていました。
今回は、受領証の管理もお客様ご自身に行っていただくことを始めてみました。
ご自身で注文した商品名を受領証に書いていただき、
当日までお部屋の見えるところに保管していただきました。
「私頼んだのあれだよね、楽しみだよ。」と受領書を見て思い出される方も多く、
受け取り後のサインも書いていただきました。
『自分で選んで注文をし、受け取り、サインをする』
高麓に来る前は当たり前のようにやっていた習慣。
施設で生活している中にも、こういった自己決定・自己実現の場面を少しでも増やしていけたら
「ちょっくら便」の活動も活きてくるのでは?、と感じさせていただいた一場面でした。
これで、受領証へのサインもばっちりです。
今回注文された方が多かった為、事前に電話で予約をし、
当日たこまん様にはスムーズに支払い対応をしていただきました。
小分け包装の用意に、大袋も種類ごとに分けて下さったり、
どの商品かを分かりやすくして下さったり、
細やかなお心遣いに感謝いたします。
たこまん高柳店様、ありがとうございました。
おやつの時間にも間に合いましたね。
「プリン美味しかった!」「嬉しいよ。」
と嬉しいコメントをいただき、職員もやりがいを感じました。
次回のミッションは、『しまむら』を予定しています。
お楽しみに。