7/28 本館3階ショートステイ 「夏」と「涼」を感じる風鈴作り
コロナ禍で外出することが難しい時期になり、そのうえ、この暑さ…。
クーラーが効いている環境とはいえ、窓から入ってくる日差しが嫌になる日もあります。
こんな時だからこそ、「夏」という季節感を感じていただくため、
夏の風物詩である「風鈴」をお客様と作り、
目で見て、耳で聴く「夏」と「涼」を愉しんでいただこうと企画しました。
工作開始前には見本として作った風鈴をお客様にお見せすると
「わぁ~綺麗だね」「すごいね!こんな立派なものができるんだ。できるかな」と好印象。
無理強いをせず、興味を持っていただくこと、ご自分から進んでやりたいと思っていただけるようなきっかけづくりが大事です。
お客様がやる気になっていたただいたところで、まずは色決め。
今回風鈴の型は色紙で作成するため、お好きな色を選んでいただけるように様々な色紙をご用意しました。
「どれにしようかな~」と悩まれるお客様も。
お好みの色紙を選んでいただいた後は部品作りです。
細長く切った色紙を放射線状に糊で貼り付けていきます。
これは結構難しく、脳トレや手指の機能訓練としての狙いもありました。
ペタペタペタ…。
ご説明しただけであっという間に素早く作り上げ、
講師となって他のお客様にレクチャーいただける方もいれば、
「ちょっと上手くできないなぁ」と職員と一緒に頑張って作られる方も。
皆さん愉しみながらも真剣です。
最後は鈴をつけ、願いやお名前等思い思いのことを書いていただく短冊を付けました。
難しい作業を乗り越え、
「できた~」と職員と一緒に歓喜の瞬間をパシャリ。
笑顔が素敵ですね。
3階の窓に飾らせていただき、鈴の音がフロアに「夏」と「涼」を感じさせます。
日々いらっしゃるお客様にリラックスしていただくために作ったものが、職員のリラックス効果にもなるという恩恵が…!
参加できない方も工作の様子を見て笑顔になられていたので、いい企画になったと思います。
また、この音を聴きににショートステイにお越しいただければと思います。