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6/16 浦田農園プロジェクト〜あじさい狩り・インゲン収穫〜

『浦田農園プロジェクト』は季節を感じながら、野菜の収穫から販売準備、調理を通して在宅時の生活場面を想起し、
お客様の気分転換にもなる活動としてお客様も楽しみにしている大人気プロジェクトです。

収穫された野菜は、地域の方や高麓の職員も購入できることから、地域と高麓で暮らすお客様を繋ぐ取り組みとして徐々に認知されてきました。
毎月変わる収穫物にお客様も職員もいつも今月は何かな?と楽しみにしています。

今回は…
・紫陽花狩り
・いんげんの収穫
を行いました!

梅雨の時期に花開く「紫陽花」。
紫色の小さなお花がたくさん集まっていることが特徴の植物で、
最近では白や水色、ピンクや赤色など、
さまざまな色の紫陽花も見ることができます。

浦田農園のそばには、男性の背丈ほどまで伸びる紫陽花畑があります。
今回は、そこでお客様と一緒に紫陽花鑑賞を楽しみました。

「私はお花が大好き。紫陽花も綺麗だね。」
「紫陽花は水揚げが難しいのよ。」
「フロアのみんなに見せてあげよう。」
「通り道に咲くお花(グラジオラス)も家に咲いていたよ。」とA様。

B様も、たくさん咲き誇る紫陽花を見て「綺麗だね。」と笑顔を見せてくださいました。
採っても良いことを伝えるが、怒られるのではと心配します。
農園主である浦田様からは採って良いよと、
快く企画に協力してくださっていました。いつもありがとうございます。

そのことを伝え、職員と一緒に採ることに。
色と大きさを見ながらどれが良いかじっくりと選ばれました。
慣れない左手で、ハサミを持ってご自身で切って下さいました。

C様は、終始「病院へ行くだよ。」と仰っていました。
紫陽花を見て「綺麗だね。」と仰りつつも、
「また今度ゆっくり見たいよ。」「早く早く。」と病院への行き道を急いでるかのように仰っていましたが、
職員が紫陽花を渡すと、快く受け取ってくださいました。

D様は、白と紫どちらがいいか尋ねたところ、紫色の紫陽花を指差してくださいました。
職員と楽しそうに会話されていましたが、カメラを向けるとちょっと照れているような様子も見受けられました。

紫陽花狩りの帰り道、「ここ坂本?知り合いがいる。」「浜当目に住んでた。」など、皆様からご自身の話を聞かせてくださいました。
施設外での活動は気分転換になります。
そして、季節の花を見て楽しむこと。そこから、会話が自然と広がっていくことも、良いリフレッシュとなりますね。

フロアに帰り、紫陽花は花瓶に生けてテーブルへ飾りました。

E様へ「旦那さんにも見せましょう。」と声をかけると「いいわねぇ。」と喜ばれました。
いつも旦那様と囲むテーブルへ紫陽花を飾り、花が綺麗に見えるようにレイアウトを考えてくださいました。

A様も仰っていたように、紫陽花は萎れるのが早い植物。
ここで、ワンポイントアドバイス。
逆さまにして花の方を水に浸けると、花びらからもぐんぐん水を吸って、再び元気を取り戻します。
ぜひ、皆様も試してみてください♪

続いては…「インゲンの収穫」

インゲンはひとつひとつ丁寧に、ハサミで採りました。
採れたてのインゲンは、フロアへ持って帰り、茹でて、味噌汁に加えて召しあがられました。

「家では畑をやっていてね。スーパーで野菜を買ったことが無いよ。採りたてはおいしいね。」
と堪能したご様子。
収穫したお野菜をフロアで調理し、大地の恵みを感じていただけることが浦田農園プロジェクトの醍醐味です。

春から予定していた梅ジュースは、梅が病気になってしまい作成ができませんでした。

しかし、今年はズッキーニもあります!

収穫したズッキーニは、料理上手の職員が、ベーコンと一緒に香ばしく焼いて調理してくれました!
おいしそう〜!
職員同士の会話にも浦田農園の話題が上がります。

さらには、育てていたスイカがすっかり大きくなってきました!
スイカもおいしそう〜!

職員の皆とも浦田農園を満喫するこのプロジェクトでは、
今年度から、地域交流員会の協力隊員として「みんなとっちゃ浦」と有志による浦田農園サポータ―が結成されます!!

お客様と職員と地域を繋ぐ「浦田農園プロジェクト」は今年の夏も元気に活動します。