6/14 居宅 いきいきサークル〜歩行解析を行いました〜
高麓居宅介護支援事業所では東益津地区の方々が高齢になってもいきいきと生活出来るように、
地域貢献活動として毎年「いきいきサークル」を運営しています。
今回の目標は、ご自身の歩行状態を知ることで、転倒リスクを軽減する手立てにすること。
でも、どうやって自分の歩行状態を知るのでしょう?
そこで、福祉用具ヤマシタ様を講師にお招きし、「トルト」というツールのAI機能を駆使して歩行状態を解析します。
ハイテクですね〜。
方法は、たった2ステップ。
①7m先まで歩行し、その様子をスマホで動画撮影
②動画から、「歩行速度」「歩幅」「歩行バランス」の3ポイントから歩行状態をAIが自動で解析してくれます
いざ、診断スタート!
歩行を撮影するため、参加者の緊張した様子が見られましたが、撮影が終わると初めての体験に話が弾んでいました。
この歩行解析で何がわかるかと言いますと…
歩行状態を数値やグラフで見える化し、歩行にどんな特徴があるのかを評価してくれます。
さらに、歩行時の左右さや意識すべきこと・改善点を教えてくれ、自分に合った運動メニューを提案してくれます。
ご自身の歩行状態が詳しく分かることで、運動意欲向上などの効果が期待できます。
自分の歩き方を自分で見ることは普段ないので、とても新鮮な機会です。
この解析結果は、7月のいきいきサークルにて皆さんにお伝えされます。
どんな結果かハラハラドキドキしつつも、楽しみですね。
その後は、デイサービス機能訓練士による「脳トレと体操」を行いました。
まずは脳トレ。脳をほぐし、認知症予防をします。
続いて、5月に皆様と一緒に作った棒を使った「棒体操」。
日常では動かさない箇所の体操を取り入れ、皆様、真剣に取り組まれました。
体をほぐすことは、転倒リスクを軽減するだけでなく、万が一転倒したとしても怪我をしづらくなる効果もあります。
皆様と一緒にやることで、やる気も出ますね!
いきいきサークルでは、体力づくりをする他にも得られる役割があります。
それは、「人と人が繋がること」。
このいきいきサークルで受講生同士顔なじみの関係ができ、交流の輪が広がることは、まさに「いきいき」生活するためのサークルです。
また、来月もメンバーの皆様と「いきいきサークル」で会いましょう!