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2021年6月21日 特別養護老人ホーム

コロナ禍で外出が難しい世情がまだまだ続きそうなため、室内でもお客様に季節を感じていただくために、春のレクリエーションで作った桜の壁面展示を再利用して季節が変わる毎に作り変え四季を感じていただくことになりました。
今回は６月ということで紫陽花に作り変えることになりました。

「これ難しいよ」
一枚一枚の花弁を折って作り、それを一つの紫陽花の花になるように重ねて作るお客様。
前回の桜はペーパーフラワーの紙（薄い和紙のようなもの）を使用しましたが、今回は折り紙を使って紫陽花を作っていただきました。なかなか苦戦されている様子でしたが、製作を進めていくうちにコツを掴まれたのか黙々と集中し、丁寧に製作されていました。

一枚、一枚、またもう一枚。
紫陽花の花弁はとても多いので作業も大変でしたが、その花弁たちを一つに合わせると...

本物に負けないくらい大きく鮮やかな紫陽花が出来ました。
そして全ての紫陽花達を壁に貼っていただき、紫陽花畑の完成です！
自身で作り上げた紫陽花畑にお客様も満足げな表情を浮かべていらっしゃいました。

このような手先の運動は楽しむだけでなく認知症予防や機能訓練にもなると考えています。
またそれに加え、自身が丹念に作り上げた紫陽花は本物の花とは違う良さがあり、愛着を感じていただけるのではないでしょうか。
お客様に少しでも６月の季節を感じていただけていたら嬉しいです。
次の花は何でしょうか。楽しみですね！