12/20 本館3階ショート 冬至料理南瓜の味噌汁づくり
冬至が迫ってきた12月。
冬至当日ではないのですが、季節を感じながら風邪予防も含め
冬の七草で冬至にふさわしく、栄養価の高い南瓜を使って味噌汁づくりを企画しました。
企画は事前にお客様にご相談したところ、
「いいね！美味しそう！」等大賛成をいただき、
お客様と調理を一緒に行いました。
普段から料理をされている方もいらっしゃいますが、
季節や行事に沿った品目を料理するとなると久しぶりの方もおり、
ご家族で過ごされた団らんの思い出が浮かぶのか…
「昔はね…」と思い出をお話してくださいました。
この調理工程は苦手だけど、この工程は得意等の参加していただいた方同士分担することで、
負担や苦手意識も減り、取り組みやすくできました。もちろん職員も苦手な工程をやっていただきました(笑)
玉ねぎを刻む音。
鍋で溶く味噌の匂い。
そこに南瓜の甘い匂いが混ざってフロアが暖かみを帯びます。
調理をしていくなかで、今までの生活で当たり前である知恵や家族との話をお客様同士、職員と交わしました。
その会話から「誰かのために作る」「一緒に食べる」「お互いを思い合う」等の意味、大切さを職員も学ばせていただきました。
完成し、皆様で昼食時に実食。
温かい湯気が頬に触れます。
一口飲んでみると皆さん「ほうっ」と一息。
しあわせホルモンの材料、トリプトファンの効果でしょうか。
笑顔がでます。
「美味しい」ただそれだけの一言。
その感想を聞いて
「美味しいかね」
調理していただいた方も笑顔に。
「美味しい」という言葉は料理した人への最高の誉め言葉ですよね。
こういった何気ない日常の中にもよくある姿。
このような企画が、ご家庭との団らんのきっかけや次のご利用時の楽しみにつながれば幸いです。
今後も暖かみのある「ほっとする」活動も企画していきたいと思います。
