11/8 居宅 いきいきサークル~自分でいつまでも生き生きと暮らすために〜
高麓居宅介護支援事業所では東益津地区の方々が高齢になってもいきいきと生活出来るように、
地域貢献活動として毎年『いきいきサークル』を運営しています。
この活動は地域で暮らす方々と、身体機能を維持することや地域住民の集いの場を確保することで気分転換を図り、
1人1人の健康活動に対しての意欲向上に繋げることを目的としています。
今月のいきいきサークルのメニューは2つ。
○来月のいきいきサークルに向けた 運動トレーニング
○脳と体のいきいき運動
この2つを行いました。
○来月のいきいきサークルに向けた 運動トレーニング
来月12月のいきいきサークルでは、福祉用具業者にご協力いただき、
「歩行状態のチェック〜AIによる歩行解析〜」
を行います。
こちらは、6〜7月のいきいきサークルで一度行いました。
その時の解析結果をもとに、ご自身の歩行状態チェックをし、1人1人目標が明確になりました。
そこから毎日少しずつ運動に取り組んでもらい、12月のいきいきサークルにて評価をします。
今月は、その評価に向けて「あともう一息、頑張ろう!」ということで、
「すすめの運動トレーニング 3選」を皆様と一緒に行いました。
講師は、高麓デイサービス作業療法士が務めました。
「すすめの運動トレーニング 3選」
1)リズムかかと上げ運動
2)リズム足踏み運動
3)足開き運動
7月のいきいきサークルの時に配布した「すすめの運動トレーニング」
ご自宅でもできるようにお伝えすることを大事にしています。
さっそく、皆様と一緒に挑戦!
自宅でも取り組んでいる方もるのか、安定した片足立ちの方も多くいましたね。
なかなか、自宅に帰るとやることいっぱいで実施が難しいこともあるかもしれません。
そんな時間がない時でもできる「ながら運動」もご紹介。
「これなら、料理を作りながら家でできるね!」
と張り切っていました。
日々のちょっとした運動が習慣になることで、より病気の予防・介護予防の効果は発揮します。
来月の目標に向けて、1ヶ月個人ワークを行うことにより歩行状態が改善されたり、
今後の課題を知ることによりご本人の目標やモチベーション向上が期待されます。
また、一緒に頑張れる仲間がいることも、大きなモチベーションになりますね!
12月のいきいきサークルに向けて、もう一息、頑張りましょう!
○脳と体のいきいき運動
いきいきサークルでは、地域で暮らす方々との継続的な関わりができることが強み。
メンバーの方の声を聞いて、内容に組み込むこともあります。
そこで、今回は、「認知機能の衰えが心配」という声があり、そのような心配を軽くできるよう
脳にも体にも良い体操の紹介と実践を行いました。
皆様にお伝えしたのは『脳と体のいきいき運動』。
難易度★☆☆
難易度★★☆
難易度★★★
があり、脳トレーニングと体操を交えたこのいきいき運動は、
脳が活性化され、生活リズムが整っていくことが期待できます。
例えば、難易度★☆☆なら…「遅れて指折り」
数字のカウントに合わせて右親指から折り始め、1拍遅れて左親指を折ります。両手で同じように行います。
ぜひ、ブログをご覧の皆様もやってみてください。
………
どうでしょうか。うまくできましたか?
いきいきサークルの皆様も、真剣な表情で集中しながら取り組んでいました。
他にも、難易度★☆☆…「対角バンザイ」
椅子に腰掛け、右手と左足、左手と右足というように、対角線にある手足を広げたり閉じたりします。
配布した資料には、全部で7つの運動が載っていると共に、
気を付けるポイントやより難しい方法なども各運動ごとに提案しています。
難易度別に挑戦できるので、月1回のいきいきサークルの中だけでなく、
ご自宅でも飽きずに挑戦できますね。
お孫さんと一緒にやっても盛り上がるかもしれません。
日によって冷え込みも強くなり、だんだんと冬色が増してきています。
脳も体も元気でい続けられるよう、できることを続け、寒くなる冬を乗り切りましょう。
今後のいきいきサークルでは、体操だけでなく、物を作る、歌を聞く・歌うなど
コロナ禍以前に行っていた活動がまた再開できることを期待しています。
皆様も、カウントダウンに向けて寒さが増してくるので、
日頃の体調管理にお気をつけてお過ごしくださいませ。
来月いきいきサークルもお楽しみに。