9/13 居宅 いきいきサークル 〜体力測定の予行練習＆体調管理の話〜
高麓居宅介護支援事業所では東益津地区の方々が高齢になってもいきいきと生活出来るように、
地域貢献活動として毎年「いきいきサークル」を運営しています。
地域で暮らす方々と、身体機能を維持することや地域住民の集いの場を確保することで気分転換を図り、
1人1人の健康活動に対しての意欲向上に繋げることを目的としています。
今回の目標は、11月『いきいきサークル』で行う予定の「体力測定」に向けた『予行練習』と、
季節の変わり目で体調を崩しやすくなるので、『体調管理の講義』を行いました。
●体力測定に向けた予行練習
これまでの『いきいきサークル』の中でも歩行訓練や棒体操などで、体力や体幹を鍛えてきました。
今回は、来月の体力測定本番に向け『バランス能力』を改善していく動きを行いました。
・椅子に座ってボールや雑巾を使い、手指を動かす運動
・足首や足指を動かす運動
・起立し、足を横に広げたり後ろに上げる運動
これらのメニューを行い、体も温まってきました。
歩く動作は、太ももだけでなく足指も使った全身運動なため、満遍なく動かせるようにご自宅で行える運動の提案がありました。
「入浴時に足指を動かすことで足底筋を鍛えることもできる」と講師を務めたデイ機能訓練士から話を聞くと
参加者は「これならできる。お風呂に入った時にやってみよう。」と話されていました。
『いきいきサークル』では、ご自宅でも継続して行える体操を考え、サークルで一緒に行い、提案しています。
ご自宅でも各々できる形で、活用していただければ、主催としてとても嬉しく思います。
普段、意識的に動かしていない部分（腕、手指、足、足首、足指）も歩行時には必要な体の動き。
それを意識することで、転倒防止に繋がっていくことと思います。
来月の体力測定に向けてよい結果が出せるように、引き続きご家庭でも、いきいき健康活動に励んでいただきたいと思います。
●体調管理の講義
9月は夏から秋へと切り替わる季節の変わり目。この時期は、どうしても体調を崩しやすくなりますね。
原因は【気温の寒暖差】。
自律神経が乱れると、免疫力が低下し風邪をひきやすくなります。
また、唾液量が減ると口の中や喉が乾燥し、免疫力が落ちていると風邪の菌が繁殖するため、体調を崩してしまいます。
そのため、普段の呼吸が「口から」の人は『鼻呼吸』を意識すると良いんです。
他にも、ご自分で行える動作の一つに
『耳を引っ張りくるくる回す』と自律神経を刺激すると紹介があり、皆さん早速耳を触っていました。
「免疫力を高める食べ物は、きのこ類・発酵食品。」
「コロナやインフルエンザの感染症や風邪を引かないよう免疫力を高める体作り・食事・睡眠が大事。」
ふむふむ。
皆さん、講師の話に真剣に耳を傾けていました。
免疫力を高める食べ物を摂ることで、自律神経を高め、体調を崩さないように意識していきましょう。
次回は、体力測定と趣味活動を予定。
コロナの感染者数が増えていることやこれからインフルエンザ等感染対策がまだ必要ですが、
運動ばかりでなく、他の活動も提案できればと思います。
目標に向かって一緒に体力作りを頑張っていきましょう♪
来月、皆さんにお会いできることを楽しみにしています。
