7/12 居宅 いきいきサークル 〜歩行解析(続編)&棒体操〜
高麓居宅介護支援事業所では東益津地区の方々が高齢になってもいきいきと生活出来るように、
地域貢献活動として毎年「いきいきサークル」を運営しています。
今回の目標は、先月に引き続き、ご自身の歩行状態を知ることで、転倒リスクを軽減する手立てにすること。
そして、ご自宅でも簡単に取り組める運動として「棒体操」も実施しました。
●まずは、準備運動から
片足立ちの運動は、足の力だけでなく体幹を鍛えることができます。若い人でもバランスをとり続けることができない人も案外多いです。
継続は力なり。
このいきいきサークルで、定期的な運動を一緒に続けて「いきいき」とした生活の継続を目指しましょう♪
●ご自身の歩行状態を知る
前回と同じく、福祉用具を取り扱う 株式会社ヤマシタ様を講師にお招きし、「トルト」というツールのAI機能を駆使して歩行状態を解析します。
参加者が行うことはいたって簡単。7m先まで歩くだけ。
その様子を(株)ヤマシタ 様にが「トルト」で歩行の撮影をします。
撮られてると思うと、緊張しますね。
撮影したデータを基にAIが「歩行解析」をしてくれます。
その解析結果は、一人一人印刷して配布してくれるので、ご自宅に持ち帰ってからも振り返ることができ、
継続訓練のモチベーションになります。
歩行の速度・リズム・ふらつき・左右差を数値化し、
それぞれに提案された「自分に合った運動メニュー」に日々取り組んでもらうことで歩行能力の維持を目指します。
参加された皆様はおおむね良好な歩行状態でしたが、
「あなたはどうだった?」と互いに見せあいながら各項目の点数に喜んだり、解析の説明文を熱心に読んだりされていました。
歩くことは、大事な生活習慣の一つ。
ご自身の歩行を数値化することで、自らの身体機能を客観的に知ることができました。
今回知った自身の結果から、効率的に運動に取り組んで、筋力の維持・向上ができ、転倒予防へとつなげます。
●ご自宅でも簡単に取り組める棒体操
棒体操は、棒を使用することで自然に身体の動きが大きくなり、より効果的な運動ができます。
普段使わないような部位の筋肉を動かすことができ、転倒や怪我をしづらくなる体にさらに近づいたのではないでしょうか。
使用した棒は、5月に皆様と一緒に作ったもの。
新聞紙を丸めて作り、最後にビニールテープを巻き、
愛着がわくオリジナルの棒へ。
小学生のお孫さんやひ孫さんがいらっしゃる方は、これから夏休みに入るので、一緒に棒を作り、体操を共通の日課にしても良いかもしれないですね。
●最後に
12月のいきいきサークルにて、再び歩行解析をする予定。
それまで毎日少しずつ運動に取り組んでもらい、身体機能の維持ができているか評価をします。
その目標に向けて、ここからまた頑張りましょう!!