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11/15 本館3階ショートステイ 植え込みで話が弾みました。

2022年11月15日 ショートステイ

ショートステイをご利用されるお客様は、
ご家庭の事情に合わせ、お客様毎様々な頻度で施設にご滞在いただきます。

ご利用されるお客様の楽しみや癒しの時間を提供できるよう、
訪れるたびに季節の花々を愛でていただきたいと思い、お客様と一緒にプランターで生花の生育を始めました。
今回は春の時期の開花に向け、チューリップを中心に、アネモネ、ビオラを植え込みました。

お客様も一緒にやっていただきましたが、
植え込みをするときに「今の時期なら○○がいいね。昔育ててた○○が・・・」など自然と会話が弾み手も動きます。
会話の内容から趣味でやっていらっしゃったのかな?と思いましたが、
植え込みの穴の大きさや間隔等作業の様子を見るに、趣味の域を超えてガーデニングのプロそのもの(笑)。

年齢を重ねると自分が愉しんでいたことができなくなってくるかもしれませんが、
こういったことを体験していただくことで、
いくつになっても生活の中でほんの少しの愉しみや趣味を続ける、続けられることの大切さや意味も実感いただけると思います。
「継続は力なり」です!

共通の趣味などは会話が弾み、他者とのコミュニケーションの構築になります。
そんな関係性づくりも私たちの重要な仕事だと認識しています。

また、花の生育は季節の間隔を掴んでいただいたり、
作業の中で昔の思い出をお話していただけるので、
その思い出の中にある人との繋がり等お客様の生きてきた人生を私たちが学ばせていただく貴重な場にもなっています。

今回植え込みした花々は咲く花弁の色によって意味も変わりますが、
チューリップは「思いやり・博愛」アネモネ「見放された、あなたを信じて待つ」、ビオラ「誠実、信頼」の花言葉を持ちます。
アネモネは少し怖いですよね(笑)

アネモネは見た目がとても可愛らしい花ですが、
ギリシャ神話で恋が原因で神殿から追放された侍女を花の姿に変えた伝説や
恋をした男性が事故で死んでしまった際の血で咲いた花等の伝説があります。
そんな花言葉の由来をお客様と共有することも楽しい会話のひとつですね。

今回はチューリップの花言葉「思いやり」を大事に、他の花言葉を気にせず春に咲く可愛らしい姿の花をチョイスしました。
春に綺麗な花々が開花し、皆さんと一緒に鑑賞するのが楽しみですね!
花自体は動くことはないですが、人の心は花を通じていつでも「きれい」や「かわいい」等の感動の気持ちを共感できる一つのツールだと思っています。
ショートステイをご利用させるたびに、水やりなどをする愉しみ、成長していく愉しみも共有したいですね。

ちなみに担当者はいつも贈る花はピンクのバラと決めています(笑)
花言葉は「感謝・幸福」です。いつでもその気持ちを忘れないように。
開花の様子等をまたブログで紹介できればと思います。お楽しみに!