7/13 本館3階和 ところてんを味わおう
夏になり、暑くなったり、雨でジメジメしたり身体も疲れてきますよね。
今回は現在もそうですが、お客様の世代には間食で食すことが多かった夏の風物詩「ところてん」をお客様と一緒に作ることにしました。
今回はさらに情緒を出すため、専用器具「天突き」で作成しました。
写真はフリー素材ものですが、今回は簡易物を使用しています。
天突きに入れる工程までは職員が行い、棒状の「ところてん」が出来ました。
食したことのあるお客様でも天突き前の状態はなかなか見たことがある方は少なかったみたいですね。
ぎゅーっと手が震えるほどの力を入れ、真剣になって天突きを押す方、職員と一緒に夢中になって行う方。
お客様の状態によってさまざまでしたが、塊だった「ところてん」が麺上になっていく姿を目のあたりにすると
「わぁ~」「おぉ~」等感嘆の声や「面白いね」等変化を愉しむ姿が見られました。
変化を愉しむということはまたやりたいという気持ちに繋がり、お客様の活動の増加にも繋がります。
次は麺上になった「ところてん」に黒蜜やきな粉、ジャムなどのフルーツジュレ等の盛付をしていただきました。
これも個人個人のお好きなようにが高麓スタイル。
和風テイスト、洋風テイスト、果たしてそれは合うのか?和洋折衷テイストとお客様自身にお任せします。
「これは絶対美味しいよ」「その盛付いいね」等とコミュニケーションも活発になります。
「ところてん」を選んだのも食べやすさから多くのお客様が状態に関係なく、食べられるからという発案のもとでした。
自分自身で選んでいただくことも楽しみで繋がり、小さいことでもその積み重ねを行うことで、
自己実現や最期まで自分らしく生きることに繋がります。
これからも誰でも簡単にできる活動から始め、お客様個々のニーズの把握や自己実現を叶えていきたいと思います。