9/8 ユニット2階 図書喫茶
高麓では、月に1度開かれる「高麓喫茶」があります。今回は、高麓喫茶でコーヒーを飲むことと、本を読むことが好きなA様とコラボレーションし、「図書喫茶」がOPENしました!
ことのいきさつは、7月の七夕に遡ります。
A様は、7月の七夕の短冊に「本屋を開きたい。書道が上手くなりたい」と、今年の目標を書かれていました。
当初は、「高麓喫茶で自分の本を売って寄付したい」と考えてくださったようです。しかし、施設内の販売は難しいことから、「自分の本を貸し出そう!」と、新たにA様自身が企画を考え、今回の「図書喫茶」が実現することとなりました。
お客様が考えた企画の目的は、5つありました。
1.コーヒーを飲むこと
2.誰かと話をすること
3.本を読むこと
4.花を見て、季節の移り変わりを楽しむこと
5.いずれの行為も脳の活性化をすること
職員も、お客様が考えた企画の目的や思いを大切に、装飾にひまわりやすすきなどを選び、コーヒをご用意いたいしました。
イベント当日、A様が筆で描いた作品と、季節の花を一緒に飾りつけていきました。
そして、普段職員が付けているインカムを、A様につけていただきました。A様から職員全体に開催することが伝わると…
いよいよ開催!
次々に多くのお客様や職員が足を運び、「どんな本があるのかな?」と楽しみに参加していました。
美味しいコーヒーを飲みながら、穏やかに本を読む時間。
いつもより、時間がゆっくりと流れ、参加したお客様同士で、「おいしいね」「この本はどんなお話?」などと、会話をしたり一緒に過ごす時間を楽しむことができました。そして、本をお勧めしたり、本を貸し出したり、飲み物を提供することを通して、普段関わりのなかったお客様と、交友関係が生まれたようでした。
そして、A様は「書道が上手くなりたい」という目標を達成するために、筆を持ち、1か月間、イベント目的を書く練習を行ってきました。何度も何度も繰り返し練習する姿に、お客様の「皆に喜んでもらいたい!良いものにしたい!」という思いが伝わり、私達職員も元気や勇気をもらいました。
また、企画書を作成し、準備していく中で、「一つひとつのイベントを実行することは、こんなに大変なんだ」と笑いながら話される場面も。イベントを作る過程の大変さも楽しみ、生き生きと話してくださった姿が印象的でした。
普段、受け身のことが多く、「誰かのために何かをする機会が少ない」と、おっしゃるA様。
今回は、「誰かのために、そして、自分のために何かをしたい!」という思いを胸に、主催してくださいました。
終了後は、「大変だったし、次回はもういいかな」と、達成感を感じられたA様。ですが、参加してくださったお客様からのアンケートが好評だったことや、話をできる友達ができたこと、そして何より、A様自身がイベントを通して終始笑顔だったことを考えると、また開催の可能性もあるかもしれませんね。
今後も、職員一同、お客様一人ひとりの「○○したい」という思いに寄り添い、実現できるよう、サポートさせていただきたいと思います。





