8/25 志太3市若者地元就職推進事業主催「校内仕事体験フェス」藤枝西高等学校に参加しました。
志太3市若者地元就職推進事業主催「校内仕事体験フェス」に、高麓も参加しました。
このイベントは、志太3市(藤枝、焼津、島田)の高校1、2年生を対象に地元企業が学校に集まり、「将来どんな仕事をしようかな」「気になる仕事はあるけど、実際どんな仕事なんだろう?」という学生の疑問に答えるために、地元で働くプロから直接、仕事の魅力やリアルを「体験型」で伝えるもので、今回は藤枝西高等学校で開催されました。
今回の体験フェスでは、学生の皆さんに介護士の仕事について知っていただくことを目的に、「介護士の仕事内容」についてお伝えした後、「高齢者疑似体験」「レクリエーション企画」を体験していただきました。
まず初めに、介護の主な仕事についてご説明しました。入浴・排泄・食事を中心とした介護のほかに、お客様が日常の中に「楽しみ」や「季節」を感じられるよう、職員がレクを企画していることをお伝えしました。実際に、高麓で行っている節分やうなぎ会食の様子を動画で紹介すると、学生の皆さんからは「すごい!」「楽しそう!」という声が聞かれました。動画を通して、施設で楽しむお客様の様子や、お客様と一緒に楽しみながら関わる職員の姿も知っていただけたようでした。
次に、レクリエーションを提供するお客様の身体状況を知っていただくため、高齢者疑似体験を行いました。サングラスやイヤホン、重りなどを装着し、視界の狭さや聞こえにくさ、身体の動かしにくさなどを体験していただきました。
体験した学生の皆さんからは、「視界が狭い!」「聞こえにくくなった」「だから、おばあちゃんの家はいつもテレビの音が大きいんだ」など、さまざまな感想が聞かれました。実際に体験することで、高齢者の身体状況を理解し、どんな企画なら提供できそうかと解像度を高めていただきました。
次は、いよいよ「レクリエーション企画」です。今回は「8月」をテーマに、レクリエーションを考えていただきました。
「夏といえば、お祭りや流しそうめん?」
「花火も楽しそう!」
と、話し合いが始まると、次々にアイディアが飛び交います。アイディアの中には、「高校生ならではの視点」が活かされ、スクイーズ(シリコンなどの柔らかい素材で作られたおもちゃ)や流行りの曲を取り入れる意見も生まれました。
そして、話し合いが白熱していく中、一人の学生さんから「カジノ」をレクに取り入れている介護施設があるという話題が。その話をきっかけに、「『花火』と『カジノ』を組み合わせるのはどう?」と、新たな発想が生まれます。そして、出てきたアイディアをそのまま組み合わせるのではなく、高齢者疑似体験で学んだ視点を大事に、「花火は、自分でできるのかな?」「車いすに乗っていたら、自分で花火をすることは危ないよね」と、お客様の身体状況や安全性について考えていきました。
そして、話し合いを重ねた結果…
「介護職員が線香花火を持ち、お客様に誰の線香花火が一番先に落ちるかを予想してもらおう!」「勝った人はコインをもらい、金額に応じて商品を選べるようにしよう!」と意見がまとまりました。「お客様が職員を応援して盛り上がりそう!」「でも、職員の人はプレッシャーかな~」と、学生の皆さんと職員で笑い合う場面も。この瞬間こそが、お客様の笑顔を浮かべて企画する時の仕事の楽しさなのです。学生の皆さんが、自由な発想でイメージを膨らませて、企画の内容や装飾、目的、演出について楽しみながら企画を創り上げていく姿が印象的でした。
高麓で働く介護職員の中にも、「この時間が好き」「お客様にレクを喜んでもらえて嬉しい!」と話す職員がいます。レクリエーションは、お客様の笑顔を間近で見ることができ、やりがいや達成感を感じられる仕事の一つです。今回の体験を通して、介護士の仕事には、生活を支える介護だけでなく、お客様の生活に楽しみをつくる仕事もあることを知っていただけたようです。
今回のレクリエーション企画では、自分の考えや意見を相手に伝え、みんなで一つの意見にまとめていく経験をしていただきました。こうした力は、これから皆さんがどのような仕事に就いたとしても、会議や話し合いの場面で必要となる大切な力です。また、どのような仕事においても、高齢者の方と関わったり、高齢者を対象としたサービスや企画について考えたりする機会があることもお伝えしました。
今回の体験が、皆さんにとってこれからの進路を考えるきっかけとなり、少しでも将来の選択肢を広げることにつながっていたら嬉しく思います。
藤枝西高等学校の皆様、先生方、志太3市若者地元就職推進事業の皆様、
ありがとうございました。
高麓では、今後も地域の教育機関と連携しながら、キャリア教育や福祉教育への協力を続けてまいります。ご要望に応じて内容は柔軟に対応可能ですので、お気軽にご相談ください。





