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2024年9月9日 地域貢献活動

地元・志太地域の企業へ就職をサポートする
Your Life様主催の【小学校６年生体験授業】にて、
9/9に藤枝市立青島東小学校へ出向きました。

地元で活躍するさまざまな企業のお仕事体験ができる今回のイベント。
高麓では、介護に興味を持ってもらうこと、
「介護は科学」ということ、
介護の仕事を「かっこいい！」と思っていただけること
を目的に体験を実施させていただきました。

体験していただいたことは２つ。
●高齢者擬似体験
（体験グッズを身につけ、高齢者の聞こえづらさや見えづらさを体感）
●科学（ボディメカニクスや、てこの原理）を活用した「介護の技」の体験
（災害用の段ボールベッドを使い、寝たきりの方の介護を体験）

いずれの体験でも、”自分事”として考えてもらえるように内容を企画しました。

歳を取るとどのような体の変化があるのでしょうか。
高齢者疑似体験グッズを着用し、見えづらい世界、聞こえづらい世界を体験。
「見えにくい！」「なんて言っている？」等と不便さを感じました。

この体験を通して、皆さんからは
「文字を読んであげたいな。」
「暗いところは余計に見えづらいから、暗い時こそ
　急にぶつかったりしないように気を付けようと思う。」
などの感想がでてきて、皆さんの優しさを感じました。

続いて、科学を活用した「介護の技」の体験では、
”てこの原理”を利用した寝返りの介助、床からベッドの上へ体を持ち上げる介護を行いました。

ベッドで横になりながら、窓の外を向きたい時。
ベッドから転落してしまって自力でもベッドへ戻れない時。
自分より大きな体を横に向ける・持ち上げるのに、
力づくでは介護者も高齢者も負担がかかります。

そこで、体を小さくまとめ、軸となる部分を固定したことで、
少ない力でお手伝いできる技を身につけた皆さん。

「介護ってもっと大変なものだと思ってたけど、
　コツを知ると思ったよりもシンプルで簡単。
　やってみたら、全然力が要らなくて、驚きまました。」

ほんの少しの工夫で
「できない」を「できる」に変えられる
「介護は科学であり、かっこいい」ことが伝わったようでした。

また、皆さんが学校でこれから勉強することが
仕事に役立つと知れたことにも興味を持ってくれました。
勉強が将来役に立つと実感できると、
勉強もより楽しくなりますね！

介護技術も福祉用具も、
もっとたくさん「かっこいい」要素や技術が詰まっています。

今日の体験を機に、身近にいる高齢者の方へ
「こんな風に優しくしたいな。」と自分事として考え、
相手目線で行動するきっかけとなれば幸いです。

本日は短い時間の中で、介護の仕事の「ほんの一部」をお伝えできただけでしたが、
これから中学生や高校生になった時に少しでも福祉の分野に興味を持っていましたら、
職場体験や進路に介護を選んでください。
成長した皆さんと将来お会いできる未来を楽しみにしています。

青島東小学校の皆さん、先生方、Your Life事務局の皆様、ありがとうございました。