8/20 ユニット3階 縁日気分
ミーーーン ミーーーン
とある暑い夏の日の昼下がり。
ユニット3階から聞こえてきたなんとも楽しげな笑い声。
何やら、夏祭りのような空間を演出し、縁日のような雰囲気です。
この日は、ユニット3階で夏祭り気分を味わってもらい楽しんでもらおうと思い、職員が企画したちょっと特別な時間。
季節を感じることにより日々の生活の活力になり、暑い夏を乗り越えるエネルギーにもなります。
今回のユニット3階「縁日気分」では、『綿菓子作り』と『スイカ割り』を行いました。
綿菓子と聞くと、小さい頃の記憶やお子さんが小さかった頃の記録が、お客様それぞれに思い出されそうですね。
綿菓子を食べるだけでなく、作ってみる。
ご自身の手先を使って体験できるように。
この日のために、綿菓子を作る機械は職員が用意しました!
お客様によっては、数十年ぶりに行う方や、初体験の方もいたことでしょう。
実際に作ってみると、モクモクと綿が出てくる様は見ていてもなんとも楽しげ。
割り箸をくるくると手先で回しながら、腕を使って大きな綿菓子にしていく芸当は案外難しい!
職員も手伝いながら行います。
手先や腕を使うことで、ばっちり機能訓練にもなりました。
お客様の中には、自分の分の綿菓子だけではなく、他のお客様の分も作ってくださる方もいました。
そしていよいよ、盛り上がること間違いなし『スイカ割り』のスタートです!
スイカ割りも久しぶりの方がほとんど。
昔は、井戸水や沢のところにスイカを置いて冷やしていましたね。
それを見るだけでも「夏」を感じられる光景でした。
皆様、意気込みはどうでしょう?
「割れるかな?」「できるかな?」「できっこないよ〜」
そんな不安はどこへやら、思いっきり棒を振り下ろし、「えーい!」「えいやー!」とスイカを叩きました。
見事なジャストミート!
「私にやらして」と進んでスイカ割りをやるお客様もいました。
座りながらでもできるようにテーブルの上に置いて、お客様皆さんで協力し、見事に割れたスイカ。
皆様、笑顔が絶えず、笑い声も廊下まで聞こえてきて、その光景は本当に縁日のようでした。
綿菓子やスイカはもちろん皆様で召し上がられました。
たくさん笑ったこの日。
『笑う角には福来たり』
笑うことで、ポジティブな気分になれたり、脳の活性化になったり、
口腔内の機能訓練にもなり、本当に得られる福がいっぱい。
そして、心が動けば、またさらに体も動きます。
今回のように綿菓子を作ったり、スイカを割ったりと、
お客様が参加できるような活動や季節を感じられるようなイベントを考えていきたいと思います。