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6/9風水害対応防災訓練を実施しました。

2021年6月9日 特別養護老人ホーム

6/9施設全体で風水害に対応した防災訓練を実施しました。
近年では台風の他、ゲリラ豪雨等の水害が増え、県内でも令和元年の台風19号の際に同業の施設が大きな被害を受けるなどがあり、年々風水害の脅威が大きくなっていると感じます。
そのため、高麓では万が一に備え、毎年風水害被害が発生しやすくなる6月頃に確認の意味を込めて施設全体で訓練をしています。

まずは事前準備訓練としてベランダにある花壇等飛散物収納や戸締りを。
地震や火事と違って風水害はある程度襲来の予測が立てられますので、事前対策・行動内容を日頃から頭に入れて行動することが大事です。
訓練では館内放送を使い、実際の警報音を使い、放送内容をニュースや防災無線と見なしたアナウンスを基に職員が行動しました。

水で簡単に作成できる簡易土嚢で施設出入口から浸水を防ぐための設営訓練も行います。
普段使わない防災用品も定期的に訓練で使用方法を確認することで有事の際も慌てふためくことなく使用することができます。

続いては避難準備。
今回の訓練は、1階が浸水したことを想定し、1階入居区のお客様、デイサービスのお客様、事務所職員が2階以上の階へ避難する訓練を行いました。
人命最優先は勿論のこと、浸水後に救助があるまで施設内で待機することも想定し、非常食や防災用品、連絡機器、重要書類やIT機器等、業務再開がしやすくなるよう、できる限りの財産、物品も避難します。

普段は上階に来ることのないお客様や職員を受け入れるため、受け入れ場所の設営も行います。
有事の際にはお客様にも避難のご協力をいただけるよう実際に訓練に参加していただきました。

お客様のケアをしながらの訓練はなかなか大変なものがありますが、有事の際にお客様の命を守れるようこれからも継続して訓練を重ねていきます。