ブログ

2024年6月7日 特別養護老人ホーム

６月に入り、梅雨入りもあと少し。
本格的に雨が続く前に、と
紫陽花が見頃を迎えた林叟院への外出を
企画しました。

お出かけする日は、６月７日。
外出することをお伝えした お花好きのお客様は
職員の顔を見る度に
「あと〇日だね。
　今日みたいに曇りや雨じゃないといいね。」
と楽しみにされていました。

どうか皆様に楽しんでもらえるよう、晴れますように。

６月７日　天気は晴れ。
待ちに待った当日は暑すぎず、
お出かけにはもってこいの気温です。

林叟院へ向かうまでの道中。

「この辺は大きい家が多いな。」
「天気が良くて気持ちが良い。」
と景色や自然を楽しみ、道中も会話が弾みます。

いよいよ林叟院へ到着。

「食べられる物がないんじゃ行かない。」
と言われていたお客様もいらっしゃましたが、
いざ到着すると、笑顔が隠せません。

お花が好きなお客様も多く、皆様 紫陽花を見て喜ばれました。
「写真を撮りますよ〜。」
と、カメラを向けるとピースをつくって楽しんでいました。

看板に書かれた「高艸山」の字を見て
「あれはなんて読むんだ？」とクイズをして
楽しむ場面や、

「この大きな紫陽花、触ってもいいかしら？」
と、感触をも楽しまれる方も。

「紫陽花にもこんなに種類があって
　いろんな色があるのは知らなかった！」
「昔に来たことがある。懐かしいな。」
「初めて来たけど、良い所だね。
　こんなに晴れたのは、俺の普段の行いがいいからだね。」
色も形もさまざまな紫陽花があるように、感想も十人十色。

昔のことも思い出し、懐かしむ時間にもなりました。

今回の外出を通して、目に入るもの、聞こえるものから
いろいろな話を聞き出せた機会にもなりました。
これからも、こうした季節を感じる機会を大切に
また企画を考えていきたいと思います。