6/4 水災害対策訓練を行いました
高麓では、毎年各種災害に合わせた防災訓練を行います。
線状降水帯、ゲリラ豪雨、台風が多くなる夏前のこの時期、
6月4日に全部署の職員参加で水災害対策訓練を行いました。
水災害の訓練で必要なことは、
第一に垂直避難によるお客様の安全の確保と必要物品の避難
次に浸水被害を防ぐこと。そしてその情報共有(報連相)です。
メインは入居されているお客様を対象とした訓練ですが、
高麓にはデイサービスも併設されていますので、
デイサービスのお客様にも万が一の際、
自分の脚で避難していただけるよう合同での訓練です。
今回は、デイサービス営業日でもある平日に
警戒レベル3以上の発令がされ、近隣の川が氾濫し、
施設1階部分に浸水があったことを想定しての訓練。
デイサービスのお客様には、1階の浸水被害から逃れるため、
職員の誘導に沿って、上階へ自ら避難していただきました。
特養では、
お客様が自力で避難することは困難なため、
お客様毎ベッドで避難する訓練や必要物品を上階へ移動させ、
「万が一」が起きた時のシミュレーションを行いました。
そのほかにも、施設外で浸水被害を防ぐための用品を設置する職員や、
施設内でも浸水被害を防ぐ作業を行う職員、
事務所の機器や書類、災害用品や医療品を上階へ避難する職員。
それぞれの役割を分担し、防災対策本部を中心とした、
館内放送での指示やインカムを活用した情報共有によって
速やかな避難活動に努めます。
有事の際にお客様と職員の命を守れるよう
これからも継続して訓練を重ねていきます。