5/8 デイサービス 漢の焼き鳥道場
デイサービスをご利用のお客様には、活動意欲向上を目的に、またご自宅でもできる楽しみがデイサービスで見つかれば、という想いも込めてさまざまな活動の企画に挑戦しています。
活動の一つに、男性のお客様を対象にした「漢の〇〇シリーズ」があり、今回久々に実施しました。
薫風の5月は過ごしやすく、爽やかな風もあり、バーベキュー等にはもってこい。
今回の企画はその5月の季節感を存分に味わう企画「漢の焼き鳥道場」です!
施設の中庭でノンアルコールビールを片手に5月の季節を身体に浴びながらお供に焼き鳥を喰らう…。
まさに漢シリーズならではの企画。お客様も楽しみにされていました。

当日、まずは焼き鳥の準備。
自家製のつくねの仕込みも。
開始時は皆さん
「家では料理なんてしたことない!」とのことでしたが、
いざ始まってみると
「この位の大きさに切りゃええだか?」
「それじゃつくねは柔らか過ぎだ!もっと片栗粉入れないと!」
とあ~でもない、こ~でもないとワイワイガヤガヤ大盛り上がり!

少しくらい適当でもいいのが「漢のシリーズ」の醍醐味。
さぁ準備完了で舞台を中庭に移します。

炭火を起こし、談笑をしながら火種が消えないよう管理してくださいました。
「こういうのは得意」
「もう飲みたいね」

炭火の良い匂いに仕込んだ焼き鳥を置くと、炭火の匂いに肉やタレの香ばしい匂いが混ざり、誘惑の匂いへと変わります。
通りがかる職員も覗き込んでしまうほど。
初夏の気温に少し額を汗ばみながら、じっと焼き鳥を見ては良い塩梅で裏返す。
まるで職人の顔つきです。

さぁとても美味しそうに焼けました!

と、職員が食卓に誘導しようとしたところ、
皆さん炭火の前でそのままパクリ。
「ここで食べたほうがおいしいよ!乾杯~!」
とさすが漢のシリーズ。

そのあとは席でゆっくりと舌鼓。
「外で食べるのはいいね」
「みんなで作ったから美味しい」
「自分でもできるね」
と男性同士盛り上がりました。

普段は寡黙な方も
「焼き鳥?それなら参加する!」と表情や目が輝いて参加されました。
高麓デイサービスが大切にしている「心が動けば、体も動く」
をまさに体現できた企画でした。

最後はしっかりと洗い物まで。
こういったきっかけから
「次は何をしようか」「次は何をしたい」
を引き出し、活動への意欲につなぎ、いきいきとした在宅生活への支援を行います。
それぞれのお客様が意欲的に活動できるようニーズ把握と企画提供を今後もしていきます。