5/14 地域貢献活動 出前講座「静浜ドリームミニデイ」
高麓では、社会貢献活動の一つとして、地域の皆様の安心で自分らしい暮らしに貢献することを目的に介護保険や介護、健康に関する講座を高麓の職員が出前講座として実施させていただいています。
有難いことに今年度、たくさんのご依頼をいただいております。
今回は静浜ドリームミニデイ様からのご依頼で栄養士による熱中症・脱水予防、機能訓練指導員による便秘予防運動の出前講座を行いました。
栄養士の熱中症・脱水予防講座では、昨今の猛暑による熱中症についての解説。
昨年の熱中症患者数が約１０万人近いことや、昨年の静岡の最高気温が40℃を超えたことを話すと驚かれる様子がありました。
昨今の異常気象により５月からでも熱中症は起こること、また真夏に向けさらに暑くなっていくことを踏まえ、熱中症・脱水の予防について講義。
高齢になると暑さを感じにくくなったり、暑くても我慢、無理をしてしまったりすることや、水分摂取量が減りやすいなどの加齢による身体・考えの変化の説明。
そして、万が一の時に自分自身の身体の変化に気づくために熱中症になるとどんな症状なのか、発生しやすい要因、予防方法や脱水対策の水分の正しい摂り方などを講義しました。
皆さんメモを取るなど真剣に聞いてくださり、実際に重度の熱中症になった時の救急の連絡の仕方、経口補水液の使うタイミングなどの質問が出ました。
機能訓練指導員の便秘予防運動では、便通をよくするブランコ・振り子・メリーゴーランド・貧乏ゆすり・スクワット…など８つの運動を行いました。
普段から転倒予防のための「焼津ころばん体操」に取り組んでいらっしゃるためか動きも軽やか。
一連の体操終了後。復習として運動の名前を見ながらどんな運動だったか思い出す脳トレをして終了。
皆様身体を動かされてすっきりされたのか晴れ晴れとした表情でした。
中には90歳代の方もいらっしゃいましたが、皆さん意欲的に運動をされ、幾つになっても学ぶことと継続することの重要性をこちらが学ばせていただきました。
5月の薫風の候、和やかな時間となりました。
高麓が地域に出向いて講座を実施させていただく際は、地域の方のニーズに応えた内容で実施することを大事にしています。
体操だけではなく、介護保険のことや栄養的なこと、介護技術、感染症、熱中症…など、
それぞれの専門職が持っている知識をお伝えできる場があれば、積極的に社会貢献・地域貢献の一環として今後も取り組んでいきたいと思います。
ご要望がありましたらお気軽にお問合せください。
静浜ドリームミニデイ様 ご依頼いただき、誠にありがとうございました。
