4/27 ユニット3階 初めてのイースター・エッグ!
春といえば、海外では「イースター(復活祭)」を祝う行事があります。
色や飾りをつけた復活のシンボルとなる「イースター・エッグ」を飾る風習は、春らしい色とりどりの色合いが可愛らしく、
季節を感じさせるイベントの一つとして、今日ではハロウィンやクリスマスのように「イースター・エッグ」を飾ることが日本でも増えてきました。
高麓でも、お客様に馴染があること以外にも時には未体験の文化を紹介させていただくと、
お客様から好評で「たまにはこういうのも新鮮で良いね」と仰っていただけます。
幾つになっても「初挑戦」は楽しみの一つになるようです。
ということで、ユニット3階のお客様と職員と一緒にイースター・エッグ作りに
初・挑・戦!
イースター・エッグについてお客様に伺ってみたところ、「なにそれ。初めて聞いたよ」と新鮮そうな表情。
「準備よし!」と道具も揃え
未知への好奇心と共にイースター・エッグ作り、いざスタート!
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イースター・エッグの「エッグ」は、事前に紙粘土でタマゴ型に整形し準備しておき、そのタマゴに皆様と一緒に絵の具で模様をつけていきました。
写真を用意し、それを手本に塗り始めてみたものの…
”あれ、色を塗るの案外難しいかも?”
” 〜〜〜 ←こんなデザインがあったりしてハードル高い!?”
と、職員も一緒に取り組んでみましたが、最初は色を塗ることにハードルを感じ、悪戦苦闘。
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A様「私は指先が痺れているから」と遠慮がちでしたので、ここで、”ひと工夫” 。
太めの筆を選び、白いタマゴを黄色く広く塗りつぶしていくのを提案させていただきました。指先に不安がある方でも、ベタ塗りなら塗りやすくなります。
一緒に進めていくと、次第に「私が続きやるよ」と引き受けて下さいました。
うまくやる気を引き出せたようです。
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B様は始めの色に迷われていた為、職員が色を提案させていただきました。
すると続きは、見本の模様を観ながらご自身のペースでゆっくり取り組まれました。
一度始めてしまえば、お手の物。
「ピンクにしようかな。可愛いよね。」と色選びも自然とB様自身で進めていきました。
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C様は「私は下手だから!」と遠慮しつつも表情は笑っており、照れているようにも感じられました。
タマゴに表情を作り、「この子の頭に色をのせたいんです〜!」とお願いすると…
「私が塗るの!?やだや〜じゃあ、頭だけだよ。しょうがないねえ。」
と笑いながら仕上げてくれました。
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他のタマゴにも「ほっぺもつけちゃおう」と、より可愛く仕上げてくださいました。
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今回の企画は、お客様の子供時代に行っていた遊びやなじみ深い行事とは別に、今の行事の違いなどを感じてもらい、思い出しつつも刺激になる時間を持てたら良いのではと思い企画しました。
また、海外交流も普通になってきた現代で、海外の行事に触れることは刺激になると考え、思いつきました。
そんな「探求心」「デザイン力」に触れたいと狙った企画でしたが、難しく感じる方もいらっしゃったのは職員の学びとなりました。
しかし、一部の関わりで仕上げることも楽しみ方の一つにできると感じられ、今後の活動への新たな可能性も生まれたきっかけとなりました。
また、新鮮なアイデアの発見の中にも、「学校を思い出すね」と言葉が聞かれたことから、懐かしさにも触れられたようです。
創作レクリエーションは気分転換・リラクゼーションにもつながります。
個性あるタマゴもあれば、職員と共同で仕上げたタマゴ、職員の案に応えて作って下さったタマゴなど様々でした。
途中、隣のフロアから飛び入り参加された方も。
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今後も、季節を感じられる行事を考えつつも、初めての取り組みも合わせて刺激作りも大切にしていきたいです。
色とりどりで爽やかな「春」を感じるイースター・エッグたちが完成し、フロアを彩ってくれました。
ちょっこり富士山柄のイースター・エッグがいるのは静岡ならではですね(笑)
また季節にちなみ、様々な新しい刺激を提供していきたいと思います。
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