3/18 特養部 3月のちょっくら便「白憙久菓舗」
入居サービスを利用されている
お客様向けの代行サービス「ちょっくら便」
月に一度、職員が提案したお店の中から
お客様に代行してほしい商品を
ご注文いただき、お届けしていく仕組みです。
お客様の「OOしたい。」を叶える目的のほかに、
注文が届くまでのスケジュール管理や
配達員との注文品受け渡しのやりとり、
受け取り時の受領書へのサインなど
認知機能の訓練も目的としています。
今回は、焼津市本町にある老舗の和菓子店
『白憙久(しらぎく)菓舗』
の栗饅頭と練り切りをお届けすることにしました。
今月も、お客様の目の届くところにポスターを貼り
広報させていただきました。
今回は、焼津が地元のお客様に馴染み深いお店
ということもあり、ご注文いただいた時に
「白憙久知ってるよ~!」
と楽しみにされていることが、笑った表情から
伝わってきました。
職員 兼 配達員が注文の品を買い揃え、
待ちに待ったお届けの日。
注文したことを忘れてしまっていた方も
いらっしゃいましたが、
受取時には「あー頼んでたっけ!ありがとう!」と
思い出される方もいらっしゃいました。
ちょっくら便の活動が始まり、1年以上。
お客様にも職員にも認知されてきていて
始めたばかりの頃よりもスムーズに
注文からお届けまでをできるようになりました。
職員の服装をみて、
「あ!」と近寄って来てくれる方もいて
職員にとっても心温まる瞬間でした。
受領書へのサインをいただく時に
「名前じゃなくて年齢でもいい?」
とお茶目な一面を見せてくれる方も。
徐々に、「ちょっくら便 文化」ができつつありますね。
「はい、サインね、どうぞ。またよろしくねー。」
家で生活していた時のことを思い出し、
高麓での「生活」がより近しいものとなれば幸いです。
栗饅頭と練り切りを買わせていただいた
白憙久菓舗 様
ありがとうございました。
可愛らしい季節の練り切りや
懐かしい味の栗饅頭は
お客様にも喜んでいただけました。
認知機能の維持や低下予防のため、
スケジュールを意識して
過ごしていただくきっかけともなるちょっくら便。
今後もお客様のニーズに合わせ、
次年度は手法を変え、
楽しみ・生きがいにつながるような内容を
企画していきたいと思います。