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2023年11月30日 浦田農園プロジェクト

今年も残りわずか。
浦田農園では冬野菜をせっせと収穫しています。
今回は旬の時期を迎える黒豆を収穫し、
お客様と殻取りをした様子をレポートします。

黒豆は大豆の品種の１つで、
正月に煮物料理などによく使われますね。

葉がほとんど落ちて茎が乾燥して褐色になり、
サヤを振るとカラカラと音がするようになった
この時期が収穫期です。

収穫時は水分が多いので、
充分に乾燥させてから豆を取り出します。

今回はお客様と一緒に
この豆の殻取り作業を行うことに。

「すごい黒豆だね」
「昔はよく取ったね」
と皆さんご経験があったようです。
それぞれのご家庭の知識で殻取りをしてくださいます。

枝を振って机にたたきつけて豆を取り出し、
落ちた豆をお椀いっぱいに根気強くつままれる方。

殻をひとつひとつ剥いて、
一株すべての豆をキレイに取り切ってくださった方。

ここは加工場ですか！？
と職員が思い違えるほど、
皆さん真剣に、まだ談笑しながら作業を進めます。

「手で取っていたら日が暮れちゃうよ。こうやってな、足で踏みつけるんだよ。」
足踏みを始められる方。

「右手が弱いから難しいね」
「こりゃあ踏んでもらったほうががいいかな」

「う～ん…上手くいかない」
「ちょっと私に貸してみて」

「ちょっと疲れてきたかな」
「少し休憩しようか」

等　お客様同士、職員も交え
助け合いながら、チームのように殻を取っていきます。

やがて…
「終わった～！」
「たくさんだね」

膨大な黒豆が！
沢山の指先の訓練にもなりましたね。
皆さんの顔も達成感で一杯
お客様同士の輪も深まったように感じます。

黒豆は活用をしていきますので、
またのレポートをお楽しみに。

来年も継続して栽培していきたいですね。