10/3 社会貢献活動 下小田上公会堂サロン
高麓では、社会貢献活動の一つとして、地域の皆様の安心の暮らし、自分らしい暮らしに貢献することを目的に、
介護保険や介護、健康に関する講座を高麓の職員が実施させていただく出前講座をさせていただいています。
ここ数年はコロナ禍の中で依頼は少なかったですが、今年度はミニデイやサロンからすでに多くの依頼をいただいています。
今回は、『下小田上サロン』様よりご依頼をいただき、出前講座を開催させていただきました。
下小田上サロン様からは初めてのご依頼です。
サロンは月２回の開催で、下小田上地域の方が３０名ほど参加されました。（この日は男性の参加者が多かったです。）
皆さんのお人柄なのか、和やかな雰囲気漂うサロンでした。
内容は、
近年注目を浴びている話題～フレイル予防について～
『フレイル』とは、お体が弱くなってきているけれど、介護が必要な一歩手前の状態のこと。
10年ほど前に日本にも入ってきた用語です。
はじめに講座で、フレイルについて知ってほしいポイントをお伝えさせていただきました。
今回は、訪問介護で焼津地域で活躍している高麓職員が、講師を務めさせていただきました。
フレイルを改善していくために、習慣化して実施していくと良い３つのポイント。
・社会参加が出来ていること
・運動習慣を有していること
・タンパク質の摂取習慣が良好であること
この３点を、『健康寿命３つの柱』として皆さんにお伝えしました。
講座だけでは、日常的に機能させるまでになかなか活用しづらいので、
皆さんと一緒に、『頭の体操』も行いました。
お題のカードを引いてもらい、そのお題から連想できる言葉を３つ発表する頭を使った体操。
（例：（お題）野菜の名前 → サツマイモ 大根 ブロッコリー）
皆さん、元気よく発表してくださいました。
その後は、体操を行いました。
今回はストレッチを中心に行い、体操ごとの効能を伝えながら実施しました。
身体がほぐれたところで、続いて『タオル体操』を実施。
身近にあるものを活用することで家でも手軽にできる体操となっています。
続けることでフレイル予防になる為、無理なく継続することが大事です。
「継続は力なり」
ぜひ、今回出前講座でお伝えした体操やストレッチを続けていただいて、
元気でサロンに通い続けていただきたいと思います。
初めてのサロンでしたが、地域の方の温かみが伝わるサロンでした。
１時間の体操後は、男性は麻雀。女性の方は、お菓子を囲んでおしゃべりをする様子。
地域で暮らす上で、顔の見える関係、助け合える関係は理想の形だと感じました。
高麓が地域に出向いて講座を実施させていただく際は、
地域の方のニーズに応えた内容で実施することを大事にしています。
体操だけではなく、介護保険のことや栄養的なこと、介護技術、感染症、熱中症など、
それぞれの専門職が持っている知識をお伝えできる場があれば、
積極的に社会貢献・地域貢献の一環として今後も取り組んでいきたいと思います。
ご要望がありましたらお気軽にお問合せください。
下小田上公会堂サロンの皆さん、益々お元気で過ごせますように。
楽しく、温かな時間をありがとうございました。
