10/2 ショートステイ 103歳のお祝い
大正9年。
どんな時代だったのでしょう。
この日、ショートステイをご利用のO様のもとへ
敬老の日のお祝いの花束と似顔絵の贈呈に、焼津市長がお見えになりました。
車椅子に座り、優しく微笑むO様。
生まれたのは今から103年前の大正9年(1920年)です。
1世紀を生きる。
大正9年は、ちょうど大1次世界大戦後の大恐慌が始まった年だそうです。
様々な困難があった時代。
それから、昭和、平成、令和、と激動の時代を生き抜いてきました。
体調が優れない日も時々あるそうですが、こうしてお祝いの場を設けられたことを心から嬉しく思います。
この表彰には、ご家族様も足を運んでくださいました。
103歳のお祝いを共に過ごし、記念撮影を行いました。
カメラを向けると、スッと背を正し、カメラを見つめてくださるO様。
優しくも逞しいO様の人柄を感じました。
大きな花束もご自身で持ち上げる力強さを見せてくださいました。
「いつもニコニコされていて、本当に優しい方で、職員みんな元気や癒しをいただいています。」
と、普段過ごされているショートステイの職員が話していたように
このお祝いの間も、優しく微笑んでいました。
この日、フロアに戻り、ご家族様が持ってきてくださったお寿司をとても美味しそうに召し上がられました。
お寿司と薄皮あんぱんはO様のお気に入りとのこと。
いつも用意してくださるご家族様へも感謝をお伝えします。ありがとうございます。
このような貴重な機会に立ち会わせていただけたことは、
私たちにとってもとても感慨深く、一人の方の物語に携われる介護の仕事の存在意義を改めて感じました。
103歳本当におめでとうございます。
これからも前向きにいつまでもご健康で、1日1日を大切に過ごしていきましょう。