6/25 きすみれ 焼津さかなセンターで、美味しい物を味わうツアー
デイサービスでは在宅でいつまでも暮らしていただくために、200種類以上の活動から機能訓練でき、その日々の成果を発揮し、外出する事で社会との繋がりや季節感を感じて頂くことを目的とした施設外機能訓練があります。
今回は認知症対応型デイサービスきすみれで、焼津さかなセンターに美味しい物を味わいに行って来ました。

当日は、行きの車中から「何を食べようかな?」と胸を弾ませていました。
お店に入るとメニューが沢山あり「選べないよ」と迷われていましたが、何を食べるか迷う時間も職員と会話をしながら楽しみました。

「うどんが食べたい」と天ぷらうどんを選ばれたお客様。
マグロが食べたいとマグロ丼を選んで下さったお客様。
お二人とも「何でも良いからあなたが選んで」と仰っていましたが、最終的にはご自分で選択し、決定することができました。

マグロ丼を選ばれたお客様は「こんな高級な物、私ばっかり食べちゃって家族に申し訳ない」と不安な表情を浮かべていましたが、お食事が始まると「美味しいね」と笑顔がこぼれました。
職員が、食事中に様子を気にして声をかけると「そんなに気を遣っていたら、あなたたちが楽しめないでしょ」と職員の事を気にかけて下さる場面もあり、職員も肩の力を抜いて一緒に楽しむことが出来ました。
ご自身で選択し決定する事で、ご本人の自信にも繋がります。
日々の機能機能訓練に参加し、身体機能を維持する事でさらに楽しみが増えていくのではないかと思います。
今後も外出を重ねて行く事で、お客様から「ここに行ってみたいね」と言って頂けるように、継続していきたいと思います。
お客様の自己選択・自己決定を大切に支援してまいります。