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4/22 ユニット2階 馴染みのある懐かしの海に行ってきました!

A様のご家族から1月頃
「父の大好きな海に一緒に行けたらいいな」というお話を伺っていました。

詳しくお伺いすると、退職後、焼津港で桜エビ漁のお手伝いをしていた時期があり、ご本人とって海や港は思い出の1つであり、よくその時の話も聞かれていたそうです。
1月当時、A様は体調を崩しがちでもあり、外出が難しい状態でした。
しかし、ご本人と娘様の願いを実現したいという想いから暑くなるまえに比較的過ごしやすい4月頃に外出できるように支援計画を作り、実現に向けて職員が一丸となってケアさせていただきました。

介護職は勿論、看護師や栄養士、生活相談員等多職種と情報を共有。
生活習慣を外出に合わせて整えることや食事、水分摂取量を意識し、健康維持に努める支援を継続して行いました。
すると徐々に離床時間も長くなる等外出に向けて体調も安定していき、施設のすぐ隣の桜並木を見に外出された様子から今回の外出計画を立て準備が整いました。

いよいよ念願の当日。天気も良く、絶好の外出日和。
思い出の海に行き、車からも出て散歩ができたそうです。
散歩中は写真を撮ったり、思い出の海を見ては談笑されていたとのこと。

施設に戻られた際、ご家族より
「念願だった思い出の海に連れて行くことが出来て良かったです。心地よさそうに海の風に当たっていました。ありがとうございました」
と感謝の言葉をいただきました。

ご本人の頑張りとご家族の支援があってこそ、実現できたことですが、高麓が掲げる「最期まで自分らしく生きるを増やす」「望む暮らしの実現」が体現できた機会でもあったと思います。
また、ご家族と別の場所にも行けるように一緒に頑張りましょうね。