11月 きすみれ 『虹の看板』完成!
令和6年4月に駅北から坂本に移転し、
リニューアルした
認知症対応型デイサービス きすみれ。
突然環境が変わり、お客様には
ご不便をおかけしたこともありました。
日々、ご利用いただいているお客様に
ここが「きすみれ」なんだ
ということを認識していただくため、
「きすみれ看板」を制作しました。
その名も『虹の看板』。
きすみれのフロアが「明るくなるように」と
想いを込め、お客様と一緒に
貼り絵で虹の制作を行いました。
制作期間は3カ月。
時間はかかりましたが、認知症状から
なかなか活動に集中する事が難しいお客様も
自分の仕事や役割として、
貼り絵に取り組む姿が見られるようになりました。
さらに、同じ席のお客様と共に、
紙をちぎる作業、貼る作業を役割分担して
会話も交えながら取り組んでくんでくださっている姿も見られました。
きすみれは、認知症の方に特化したデイサービスです。
認知症がある方は、自分が置かれている状況を
正確に認識できなくなる方もいます。
そこでこの看板製作を通して役割ができ、お客様にとって「ここがいつもの場所だ」と安心していただき、4月からの環境変化に慣れていただければ幸いです。
また、紙をちぎったり、貼ったりすることは
簡単な作業ではありますが、
指先を使う事で脳機能を刺激することができます。
そして、お客様同士、そして職員も一緒になって
協同制作することで、
人との繋がりも豊かになり、
気分のリフレッシュや達成感もより味わえます。
移転してから半年が経ち、
少しずつお客様も今の環境に
慣れてきてくださっています。
きすみれに来て、
楽しい時間を過ごしてもらえるよう
今後も様々な活動を企画していきたいと思います。
今後も、きすみれをどうぞよろしくお願いいたします。