11/15 社会貢献活動 認知症サポーター養成講座
●認知症サポーターキャラバンとは?
認知症の人とその家族への応援者である認知症サポーターを全国で育成し、
認知症になっても安心して暮らせる町づくりを目指しています。
『認知症サポーター』は何か特別なことをする人ではありません。
認知症について正しく理解し、偏見を持たず、認知症の人や家族を温かい目で見守る「応援者」です。
皆さんの周りにも、認知症サポーターカードやオレンジリング等を持っている方がいたら、
きっとその方も認知症サポーターです。
それらの認知症サポーターの証は、「認知症の人を応援します」という意思を示しています。
●焼津市八楠『ふれあいサロン八楠』での『認知症サポーター養成講座』
今回は、焼津市地域包括ケア推進課より依頼を受けて、認知症サポーター養成講座に出向き、
ボランティアをされている11名に向けてお話をさせていただきました。
講師は高麓の職員2人が担当しました。
(担当の2人は、認知症サポーターの先輩と後輩で、
去年からサポーターに加わった職員は、緊張しながらの参加。
見事やり遂げてくれました!)
参加された11名の方は、1ヶ月に一度のふれあいサロンの開催時にボランティアとして活動されている方々です。
地域で活躍している中で、認知症の方と触れ合う機会も多くあるそうです。
認知症を理解するとともに、高齢者の方への対応についても聞きたいと要望もあり、
認知症サポーター養成講座の中で、
高齢者の身体的、精神的特徴、その対応方法についてもプラスしてお話をしました。
参加者の中には、身内に認知症の方を介護されている方もいて、
「講座を聞いてとても勉強になった。全部はできないかもしれないが、一つ一つ振り返って関わっていきたい。」
との声もあり、少しでも地域の方の役に立てているのなら、と大変嬉しく感じました。
その他にも、
「認知症の方への関わり方と高齢者との関わり方はほとんど同じだね!」
「地域の一員として、優しく声をかけたり、見守るようにしたいです。」
「認知症の方が今後、増えていく中で、地域の繋がりはますます大事だね。」
などなど、講座の内容をしっかりとご自身の中に落とし込んでくださったようでした。
認知症になったから、人が変わってしまうわけではない。
正しく病気を理解し、偏見を持たずに認知症は自分達の課題であるという認識を持ち、
認知症の方を支援する姿勢が大事ですね。
皆さん、優しいまなざしでお話を聞いてくれました。
認知症のキャラバンメイトの講座を受けていただき、「認知症サポーター」となった皆さん。
これから何か特別なことをしないといけないのではなく、
皆さんのサロンの中で、地域の中で認知症の方、そしてそのご家族様の応援団として出来る事をしていただけたら嬉しいです。
『ふれあいサロン八楠』の皆さんが、真剣に話を聞いてくださる姿勢に、
日頃から健康や地域連携の意識が高い方たちだと感じました。
真剣にうなずいてくださり、私たちも楽しく気持ちよくお話しできました。
『ふれあいサロン八楠』のご参加いただいたボランティアの皆さん、本当にありがとうございました。
ぜひ、皆さんの強い繋がり、地域の方同士の挨拶や声掛けが続いてくれたらな、と思います。
八楠は高麓がある坂本と近いので、今回の認知症サポーター養成講座とは別にも、
何か困りごとがあれば依頼をいただけたらと思います。
主催者様からも「高麓さんが行っている出前講座を受けてみたい!」との声もありました。
介護保険のことや栄養的なこと、介護技術、感染症、熱中症、一緒に体操を行うなど、
それぞれの専門職が持っている知識をお伝えできる場があれば、
積極的に社会貢献・地域貢献の一環として今後も取り組んでいきたいと思います。
ご要望がありましたらお気軽にお問合せください。