10/28 本館3階・ユニット1階・ユニット3階 浦田農園〜干し柿作り〜
『浦田農園プロジェクト』は季節を感じながら、野菜の収穫から販売準備、調理を通して在宅時の生活場面を想起し、
お客様が気分転換にもなる活動だとして、いつも楽しみにされている大人気プロジェクトです。
収穫された野菜は、地域の方や高麓の職員も購入できることから、地域と高麓で暮らすお客様を繋ぐ取り組みとして徐々に認知されてきました。
毎月変わる収穫物にお客様も職員もいつも今月は何かな？と楽しみにしています。
今回は…秋の果物
・柿
の収穫を行いました！
浦田農園には、3本の柿の木があります。そのうち、2本は渋柿。
農園主の浦田さんに声をかけていただき、浦田農園プロジェクトのメンバーが渋柿の収穫を行いました。
渋柿にするには吊るす部分が必要。
また、今年実が成った枝には来年の結実は期待できないそうです。
そのため、収穫の際の剪定にもコツが要ります。枝ごと収穫したり、茎を長めにとって剪定。
（うっかり20個ほど吊るす部分まで剪定してしまいました。）
収穫した渋柿は、お客様と一緒に干し柿作り。
まずは、皮をむく作業から。
続いては、糸で柿を繋いでいく作業。
干す前の最後の一手間に、沸騰したお湯に通し、殺菌。
カビを発生させづらくします。
手先の繊細な動きが必要で良い運動にもなります。
柿が落ちないように、ぎゅっぎゅっと力を込めながら結んでいくことも、
日常生活に活きる機能訓練。
干し柿を食べる時の楽しみを想像し、１つ１つ丁寧に渋柿を繋げていきました。
渋柿の中には熟れている柿が数個あり、そのまま食べてみると…
「あまいよ～」と喜ばれる姿が見られました。
「あまり食べすぎると良くないっていうよね。」と話す方、
大きくて鮮やかな柿を見て「うまそうな柿だな。」「鮮やかで艶やかな色をしているね。」と季節を感じる方。
あっという間に過ぎていくように感じる秋ですが、こうして皆様と秋を感じる時間を共有でき、
実りある時間となりましたね。
浦田農園プロジェクトは、お客様と収穫を通して、
季節を味わう機会、屋外活動・気分転換の機会、地域の方との交流の機会を
創出する活動として徐々に根付いています。
お客様と職員と地域を繋ぐ「浦田農園プロジェクト」は秋も元気に活動します。
今後の浦田農園プロジェクトもお楽しみに。
