5/16 浦田農園プロジェクト〜玉ねぎ・じゃがいも・さつまいも〜
『浦田農園プロジェクト』は季節を感じながら、野菜の収穫から販売準備、調理を通して在宅時の生活場面を想起し、
お客様の気分転換にもなる活動としてお客様も楽しみにしている大人気プロジェクトです。
収穫された野菜は、地域の方や高麓の職員も購入できることから、地域と高麓で暮らすお客様を繋ぐ取り組みとして徐々に認知されてきました。
毎月変わる収穫物にお客様も職員もいつも今月は何かな？と楽しみにしています。
今回は…
・玉ねぎの収穫
・じゃがいもの収穫
・さつまいもを植える
と盛りだくさん！
その様子を今からお届けします。調理までの様子を載せているので、ぜひ、最後までお読みください♪
まずは、玉ねぎの収穫。
力いっぱい引っこ抜きますが、これが、まったく抜けない！
玉ねぎがなかなか引っ張れないためか手を出そうとしない為、職員が手を添えながら一緒に行います。
「それー！」「よいしょー！」と抜いた玉ねぎを見て「大きいな」と静かに感嘆。
収穫を手伝ったお客様は
「少ししかお手伝いできなくて」とお話しされていましたが、ぽかぽかした天気の中、畑で過ごすこと自体が気持ち良く、良いリフレッシュ。
畑のお誘いには首を横に振っていた方へもお願いをすると、車椅子に移ってくださいました。
特に表情は変わりませんでしたが、玉葱の収穫には協力的。
「どれが良いですか？」と尋ねると、しばらく眺めてご自身で選んで収穫されました。
いつも口数の少ない方ではありますが、お礼の言葉を伝えると頷いてくださいました。
男性のお客様は畑に入ると大きな玉ねぎをご自分で探し、職員と一緒に力いっぱい引き抜いて下さいました。
職員が見つけた玉ねぎを見て、「これは小さいからダメ」と笑いを誘う事も。
畑仕事をしながら、昔、九州で畑をやっていた時のお話もして下さり、懐かしさを想起され、思い出話もたくさん収穫できましたね。
続いては、じゃが芋の収穫です。
土の上に出ている茎と葉を引っ張りますが、上の葉っぱしか取れず「まだ採れないじゃん」と。
しかし、土を掘るとじゃが芋が見えてきました。
「あったあった！大きいのもあるねえ。」と嬉しそうに笑っていました。
さらに、今後の収穫に向けて、さつまいもを植えました。
農園主の浦田さんに作業手順を教わりながら「こうかね？」と一工程ずつ行いました。
段ボールの上に座りながら収穫。こうすると作業しやすくなります。
大きくて、美味しいさつま芋に育ちますように。
この日は、五月晴れのいい天気の中。外へ出ると「あったかいなあ」と喜ばれていました。
施設外での活動は良い気分転換にもなったようです。
収穫した玉ねぎは、フロアで調理してお味噌汁にして召し上がられました。
大地の恵みを感じられる活動ですね。
収穫を手伝ってくださったお客様や職員、調理してくださったお客様、一緒に手伝ってくださった浦田さんに感謝です。
6月には、紫陽花が咲き、梅が採れる季節になります。今年は、新たに梅ジュースにチャレンジしたいと考えています。
引き続き、野菜の成長が楽しみとなるような活動をしていきたいです。
