12/14 居宅 いきいきサークル～フレイル予防で来年も健康に過ごしましょう～
高麓居宅介護支援事業所では東益津地区の方々が高齢になってもいきいきと生活出来るように、
地域貢献活動として「いきいきサークル」を運営しています。
先月から再開しましたが、今月も感染対策のうえ、実施しました。
12月はフレイル予防のために「効果あるラジオ体操」を実施しました。
フレイルとは、加齢により心身が負い衰えた状態のこと（虚弱）を指します。
人は年を取ると段々と体の力が弱くなり、外出する機会が減り、病気にならないまでも手助けや介護が必要となってしまいます。
しかし、早めに予防対策を行えば、健康な状態への回帰や維持に繋がります。
まずはじめに、このフレイルの説明、危険性をお伝えし、
「イレブンチェック」と呼ばれる「栄養(歯・口腔)」、「運動」、「社会参加」
という3つの柱から自分のフレイル度を把握するチェックシートを使ってご自身の危険度を調べました。
自己診断を終えて、皆さん驚愕の結果が！
なんとあまり該当しなかったのです。
これまで「いきいきサークル」でお伝えしてきた自宅でできる簡単な体操等の運動を意欲的に取り組んでいただいた結果ですね。
これには、講師を務めてきたデイサービス職員、そして運営している私たち居宅職員も感慨深いものがありました。
そして今回もデイサービス職員が講師となって、
「効果的なラジオ体操」を実施。
ラジオ体操は誰もが一度は行ったことがあるであろうメジャーな体操ですが、
今回は「効果的」がポイントです。
アナウンスのとおりにただやるのではなく、
その運動が何に効果があり、身体の曲げ伸ばし等の意識する動作を理解することで、
身体の使い方、効き方も全然変わってくるのです。
今まで意識せず、ガイドどおりに行っていたラジオ体操が、
たったこれだけのことを意識するだけで、変わることに「目から鱗だね」という声も。
気持ちよくストレッチでき、
「年末年始太らないようにこれも続けなきゃ」
「フレイル怖いから、やらないとね」
とさっそく座学で覚えた新しい言葉を使ってくださいました。
早いもので、今年もあとわずかです。
「また来年もみんな元気で会いたいね」
とコロナで活動が少なかったこともあり、今年の活動終了を惜しむ声も。
やはり、こういった他者との関係性、コミュニティづくりが大事であるということも改めて認識しました。
皆さん来年も「いきいきサークル」で元気にお会いましょう！
良いお年を！
