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2022年8月25日 特別養護老人ホーム

コロナの感染拡大で外出が出来ず、暑い夏ですが、季節が中々感じづらい施設の中でも何かできないかと考えていました。
夏と言えば誰もが思い浮かぶのはスイカではないでしょうか？
しかし、スイカは種があったり等、容易に食べられない方もいます。
そこでどんな方にも召し上がってもらえるようにスイカのゼリー作りを企画することにしました。

企画を実施するにあたり、スイカを調達するにはどうしようかなと悩んでおり、
何気なくお客様とお話していたところ、たまたま知り合いの方がスイカ農家の方で連絡を取っていただき、
美味しそうなスイカを取り寄せることができたというミラクルが！
いや～お話してみるもんですねぇ。

実際に届いたスイカがこちら。
スイカを見ていただいただけで感激の声が多く「大きいね！」「美味しそうだ！」とお客様のテンションも上がります。

お客様も私たちと一緒にいろんな調理レクリエーションに参加いただきましたが、
「スイカを使うのは珍しいな～」との声もあり何ができるのか楽しみにされているご様子もありました。
いつも同じでは飽きてしまいますので、新しい刺激も必要ですよね。

今回はスイカをくり抜く等の力作業や細かい作業も多かったので職員でやらせていただき、
お客様には工程と来上がりを楽しんでいただくことに。

出来上がりがこちら！

まるでスイカのようではないですか？
でもゼリーなんです！

案の定「これさっきのスイカじゃないの？」「ゼリー？」という疑問の声も。
しかし、食べてみるとスイカ特有の甘さと青っぽさがある味とゼリーの清涼感、プルンとした食感がマッチして「美味しい」の声が続出でした！
常食の方もソフト食の方も食事形態を気にせず召し上がることができ、気兼ねなく一緒に楽しむことができました。

遊び心をもって本物のスイカを食べる様なポーズを取っていただいた方もいらっしゃいました。

今後も食事形態関係なく召し上がれる作り方を模索し、
どのお客様にも気兼ねなく旬の果物や野菜などを使った季節のおやつを召しあがっていただけるような企画をしていきたいと思います。