11/25 本館2階 模擬フルーツ狩り
2021年11月25日
特別養護老人ホーム
まだまだコロナ禍で感染対策のため外出が難しい中ですが、お客様に室内でも季節感を感じていただこうと考え、「模擬フルーツ狩り」を行いました。
お客様の食事形態に合わせて季節ものの果物やゼリー、ジュースをご用意しました。
果物は梨、ぶどう、みかんの3種類。
ゼリーはぶどう、みかん、メロン、イチゴ、桃の5種類。
ジュースはオレンジ、りんご、みかんの3種類です。
お客様の目の前には紐で吊るされた種類豊富な果物やゼリー。
一人ずつフルーツの前に行き、まずはお好きなものを選んでいただきました。
「うーん....どれにしようかな〜」
と時間をかけて迷いながらも、楽しそうに選ばれるお客様。
「みかんにしようかな!」「ゼリーがいいねぇ」
と即決されるお客様もいらっしゃいました。
フルーツは洗濯バサミで挟み、お客様が引っ張ればフルーツを狩ることができます。
お客様は自ら選んだ果物達に腕を伸ばし、お目当てのものを無事ゲット。
手に入れた果物を大事そうに抱えるお客様や
「早く食べたい!」
と自らゼリーを開けるお客様も。
普段あまり見られない表情を浮かべるお客様もおりました。
キラキラと目を輝かせたお客様の表情を見て職員も思わず大喜び!
お客様にとって素敵な非日常を味わっていただけたと思います。
お客様自身に楽しみながら選んでいただくことは認知症の進行予防に繋がり、腕を伸ばし掴むことは機能訓練にもなると考えております。
今後もお客様のご要望やつぶやきを丁寧に拾い上げ、自己選択をすることでお客様により満足感や楽しさを感じていただける企画を考えていきます。