今回は初!デイサービス介護職員として頑張る入職4年目の増田里香さん(以下:増田里)と入職3年目の増田翔平さん(以下:増田翔)のお二人の対談です。
増田翔:デイサービスの介護職員としてのやりがいはなんですか?
増田里:いろんなお客様と接することが出来ることかな。特養とは違い、デイサービスは多くのお客様と関われるよね。
増田翔:お客様が色々だから自分たちもいろんなことが学べますよね。例えばこだわりが強い方とか。
増田里:この仕事をしていなければ、絶対にこんな大勢のお年寄りと関わることないもんね。
増田翔:人数多いですもんね。よくやってますよね(笑)人数が多くても、なんとかしようとするデイサービス職員のチームワークはすごいと思う。
増田里:チームワークすごいよね。一日落ち着いて過ごせたときの達成感とか。特養は担当のお客様がいて密な関わりができるのかもしれないけど、デイサービスは複数人を一度に見ていくから、よりチームワークや連携が大切な気がする。
増田翔:他スタッフから、どうしたらうまくいったかとか聞きながら日々模索している。他スタッフがうまくいったことを自分が実践してもうまくいかないこともあるけど。それってその人の人柄とか能力なのかなと思ったり。尊敬できるところですよね。
増田里:私もいるよ。尊敬できるスタッフ。お客様のことをしっかり見ていて、嫌味なくお客様と話が出来る人。自分はお客様の孫くらいの年齢なので、孫と接するように接してくれたら良いなと思って接している。
増田翔:若いスタッフが多いのもここのデイサービスの特徴ですよね。もちろんベテランスタッフもいるけど。バランスが取れていて、いろんな意見が聞けて良いなと思います。
増田里:大変なところは?
増田翔:お客様の人数の多さ(笑)。似たようなお名前の方や雰囲気が似ている方など覚えるのが苦手。
増田里:ありがたいことに新規も多いしね。情報をきちんと把握しなければならないし、私たちも脳トレしている感覚だよね(笑)
増田翔:大変というか、難しいなと思うところはご本人とご家族の希望が異なるとき。例えばデイサービスでの入浴はどうしても嫌だという方がいた場合、私たちとしては目の前のお客様の意見を尊重したいけど、送迎時にその旨をご家族様に伝えた際にすごく残念そうな表情をされてしまうと切なくなったり…。
増田里:そういうことあるよね。難しいけど、どちらにも納得してもらえるようにするにはどうしたら良いかみんな前向きに考えているよね。
増田里:活動の多さも大変だよね。もうちょっと麻痺している部分もあるけど。
増田翔:新人の頃とかどうでした?覚えるの大変じゃなかったですか?
増田里:覚えるのもそうだけど、活動を盛り上げるのが苦手だった(笑)
増田翔:自分は新人の頃この活動の多さにびっくりした。お客様に何か聞かれてもすぐに答えられなかった。「自分に聞かないで!」って思ったり(笑)
増田里:全部本格的だしね。お客様も本物志向を望んでいるし、スタッフも練習したり力を付けないと!と思っています。
増田里:翔平さんは今後どうしていきたいと思っているの?
増田翔:男だし、もし結婚とか考えていくなら役職者とか管理者とか目指すべきだけど、まだまだ未熟だし課題もあると思っている。
増田里:そうだねえ(笑)
増田翔:でもここ最近「明るくなったね」って言われるようになった。自覚はないけど…ここが居やすい環境になってきたのかなと思うので、まだまだここで頑張りたい!
増田里:それに向けての準備とか、こうしたいとかあるの?
増田翔:自分の意見をきちんと伝えていく。あまり言えない性格だけど、「自分はこう思う!」と言っていくこと。あとはしょげないこと!
増田里:しょげると長いもんね(笑)
増田翔:しょげてたら助けて下さいね(笑)
増田里:アドバイスとしては「ごめんなさい」が言えると良いと思う!自分の非を認められる人って強いと思うから。若いからなかなか難しいかもしれないけど。
増田翔:自分でも(怒られた時とか)顔に出てしまうのはわかっている。
増田里:逃げずに「ごめんなさい」と言うこと!私は(自分の)喧嘩っ早いところが良くないなと思っている。
増田翔:でもそのストレートさすごいと思う。そのくらいはっきり言えたら充実した人生が送れるだろうな(笑)
増田里:自分は今甘やかされていると思う。甘えられる環境にいられているというか…長くいるので人間関係も居心地が良いし、色々言いやすい。でもそろそろ自分に厳しくしないと。いずれ異動もしたいなと思う。自分の経験の為にも、一歩踏み出すためにも。
増田翔:良いことも大変なこともあるけど、自分の成長につながるこのデイサービスでこれからも一緒にがんばりましょう!
今回の対談は、入社1年目のフレッシュコンビ・荒井達也さんと熊谷佑香さんです。
熊谷 入職して半年経ったけど、荒井さんは今のユニットはどうですか?
荒井 半年経ち少しずつお客様のことを知れて、だんだん自分を受け入れてもらえているような気がする。このまま頑張りたいです。ただ夜勤が始まって、一人立ちした頃に、経管栄養の研修も終わって、自分が夜勤のときに何かあったらどうしようという不安がある。一人立ちしてから10回くらい夜勤をやったけど、やっぱり不安ですね。
熊谷 私はまだ吸引の研修が終わってないので、夜勤のときに他の階の職員さんに吸引を頼むのが申し訳ないと感じる時があるな。
仕事をしていて楽しかったことや嬉しかったことはある?
荒井 僕の所属している心天のお客様の中に女性対応の方がいるんだけど、新人・男性ってことで、介助を受け入れてもらえない時があった。少しずつ信頼関係を築き、今では拒否なく介助させてもらえるようになったことが嬉しかった。僕が疲れていたりすると、その方が心配してくれるようになり、良い関係性を築けているのかなと思えた。
熊谷 そういうのって嬉しいよね。私は、お客様から「あんたがいないと困っちゃうかもしれないね」と冗談だけど言ってもらえたことが嬉しかったな。
荒井 自分を見てくれるのはいいね。お客様に声をかけてもらえると、やりがいを感じるよ。
熊谷 自分の名前を呼んでもらえたときも嬉しかったな。荒井さんのいる本館は、お客様の人数が多くて大変そうだね。
荒井 最初は大変だったけど、メモ帳に髪型とかを書いて覚えていたよ。
熊谷 本館2階は何名のお客様がいるの?
荒井 2階だけだと34名のお客様がいるよ。たくさんいて覚えるのが大変だった。
熊谷 ユニットの方は、人数が少ないのと、個性的なお客様が多くて覚えやすかったかな。あと、テーブルの配置で覚えたりもしたよ。
荒井 確かに!あったかもしれない。お客様を見て小さな気付きを大切にしていきたい。新人だから言ってはいけないと思わず、気付いた事はしっかりと言っていくようにしていきたいな。
熊谷 そうだね。わたしも思っていることを言えるようにしていきたいのと、声掛けを丁寧にして気持ちを改めていきたい。お客様とは笑顔で接することを心掛けている。新人研修でせっかく習ったので。
ところで休日は何して過ごしたりする?私は、大変な日は1日家に居てゲームしたり、漫画読んだりしている。元気な日とか夜勤明けは逆に買い物に行ったり、友達とランチに行ったりする。
荒井 夜勤明けなのに出かけられるのはすごいね。僕は家で過ごす事が多いかな。
熊谷 体は疲れていても、気分は遊びに行けたので平気なんだと思う。
荒井 もともとインドアなタイプだけど、最近は大学の時の友達とかと映画、ランチ行ったりしている。気分転換大事だなってすごく思う。大変な日は家に居て過ごすけどね。
熊谷 これからもお互い気分転換をしながら前向きに頑張りましょう!
杉本 10月で入職して丸2年になる杉本です。今は本館3階ショートステイユニット所属ですが、来月からユニット型1階へ異動になります。
望月 去年の4月に入職し現在2年目の望月です。今年の4月までユニット型2階で働いていましたが、4月から本館2階心天ユニット所属になりました。よろしくお願いします。
杉本 2年目になった時、後輩が入ってきましたがどうですか?
望月 私が1年目の時に先輩にしてもらって嬉しかったことや、教えて貰った大切なことは教えるように心がけています。
杉本 素敵ですね。自分は2年目になった時に新人さんへの指導や関係性を築くのが難しいなと感じました。仕事自体は楽しいんだけど…1年目、2年目、3年目とやるべきことや求められてくることが変わっていくので戸惑うところがあります。
望月 それすごくわかります!私もまだまだ知らないことが多すぎると思っています。わからないままだとお客様に失礼だし覚えることも多いので、一日が24時間では足りないと思ったりします(笑)
杉本 仕事熱心なんですね!私はまた来月異動になるので今度は自分が一番新人のつもりで1から頑張ります!
望月 私は今、1日になるべく全員のお客様の笑顔を見たいと思っていて、笑顔を引き出せるように頑張っています。少しでも空いた時間に話しをしたりとか。
杉本 そういう楽しみを持つの大事ですよね。でも苦手な方とかいませんか?その方にはどう接していますか?私は顔に出やすいので…お客様に気づかれているんじゃないかなーと心配になる時があります(笑)。人生の大先輩なので、気づいていてもうまく付き合ってくれているのかなと思います。
望月 私もそうですよ(笑)自分の感情だけでなく相手の感情もあるので難しいですよね。自分の都合で行っても悪いと思うし。でも自分が苦手だと感じてしまう方や気難しい方でも、ふとしたときに笑ってくれたりしますよね。そういうときは「よし!」って思います(笑)
杉本 そういう瞬間で突然きたりしますよね!こっちが力が抜けてしまったりします。ショートステイユニットは毎日お客様が入れ替わるので、心に余裕ができてリフレッシュ出来る部分もあります。一度家に帰られて、次に見える時はまた新たな気持ちで接することが出来る。来月からユニット型に異動になるのでそこが少し心配です。毎日同じお客様を一人でずっと見ていくことになるので…。ユニット型にいたときどうでした?
望月 確かにずっと同じ方と一緒ですね。でもユニット型は隣のユニットの様子が見えるので助けを呼びやすいです。本館の方がそこは難しいですね。ユニット型には1年いました。異動は不安があり最初は嫌でした。でも異動したことで学べたことも多く色々経験できたのでよかったと思います。
杉本 私は入職してからずっと本館にいて今までユニットには全く行った事が無かったので、望月さんの話を聞けて良かったです。安心しました。
望月 でも今でも相談とか困ったことがあると、初めて所属したユニットの先輩などに話しに行くこともあります。それはそれでストレス発散にもなるし良いかなって思っています。もちろん今のユニットでもなんでも話せる人を作りたいと思っていますけどね。
杉本 そうですね!心配、不安もあるけど新しい環境で働ける楽しみもあって。自分的には色々な意味で異動はよかったのかなと。また、新たな気持ちで頑張ってこうかなって。お互い頑張りましょうね!
今回は笑顔のかわいいお二人、10月から同じ和ユニットで働く入社5年目の杉森さんと4年目の早川さんの対談です。
早川 どうして介護を選んだんですか?
杉森 一般企業がだめで、先生から高麓がとてもいいよって言われて。見学に来て、とても感じの良い職員さんがいたので決めました。早川さんは?
早川 高校でヘルパーの資格をとって、実習で高麓に来てここで働きたい、と思ったからです。もともとおばあちゃん子なので、お年寄りのいる介護を選ぶことは自然なことでした。
杉森 ずっと和(ユニット)なの??
早川 入ってからずっと和です。なので最初から担当をさせていただいた方が亡くなったとき、身の回りの片づけをさせてもらったことが今までで一番印象に残っています。
杉森 私は、2階や3階といろいろなところをまわっているから、まわりの状況もわかっていたけど、新館ができて、急に役職がついちゃって、どうしたらいいかわかんなくて戸惑った。でも、まかせられることの責任があったから頑張れた。早川さん、ずっと同じ場所で大変じゃない?
早川 業務で体調を崩したことはあったけど、お客様が好きだからまた復帰してがんばろうって思えた。お客様に名前を憶えてもらえてもらったのが、とても嬉しかった。
杉森 名前憶えてもらえるって、うれしいよね!!
早川 うん、とっても嬉しい。話をすることができなくても、笑顔をむけていただけるだけでもすごくがんばろう、って気持ちになれます。ところで、杉森さんはお休みの日はどんなことしてますか?
杉森 月に1度温泉に行ったり、連休がとれると少し贅沢なホテルに泊まったりして息抜きしてるよ。
早川 あ~、仕事終わったあとに、岩盤浴とか行ってますもんね!!私、夜勤明けにラーメン食べるのが好きです(笑)。
杉森 ラーメンいいよね!!早番の時は、友達と遅いランチに行ったりもするよ。
早川 息抜き大事ですよね、これからももっと仕事も充実させていきたいです。
杉森 そういえばさ、座席もうちょっと考えたいね。自分の気持ちを言葉にできる人優先するのも違うもんね。外出も、職員と一対一で行くのもいいけど、みんなで行くのもいいなと思う。
早川 あ!こないだのパフェ食べに行ったの楽しかったです。職員2人付き添いができると、もっと安心で楽しいかも。誕生日にラーメン食べに行きたいって希望も出てます。
杉森 いろいろなお客様がいるから、それぞれの思いに寄り添っていけるといいね。これからもよろしくね。
高麓の大ベテラン、太田良さんに新人の池谷さんがインタビュー。太田良さんも入社当時はピチピチの女子でした笑。高麓開所の当時を知る数少ない一人です。
池谷 高麓でお仕事始めて何年になりますか?
太田良 高麓開所当時の入社なので、今年で19年目になります。
池谷 私が4~5歳の時に入社されたんですね(笑)
太田良 えーっ。そうなのね(笑)
池谷 開所当初と比べて施設の中は変わりましたか?
太田良 すごく変わりましたよ。本館はワンフロアに食堂ひとつしかなかったのを改築して食堂を増やして、今のようなワンフロア2ユニットになったんです。内装もだいぶ変わってますね。
池谷 ここまで長くお仕事を続けられた理由は何ですか?
太田良 実は何度も辞めようと思った事がありますよ。私は福祉の専門学校を卒業してすぐに高麓に入社したのですが、同期入社の人が多くて悩みを共有できる仲間が何人も居たから続けられたのだと思います。
池谷 入社してから、部署異動はありましたか?
太田良 え~と、初めは本館3階和みユニットで、その後デイサービス→本館3階ショートユニット→本館2階心天ユニットの順です。
池谷 高麓の中で一番好きな部署はどこですか?
太田良 う~ん。特養入所かデイサービスかで言えば特養かな。生活の場で援助させていただく方が私には向いている気がします。
池谷 仕事で一番大事にしている事は何ですか?
太田良 私は、身体介護とかレクみたいな特技がないので、いつも笑顔でいようと心掛けています。笑顔になれない時もあるんですけど、そんな時こそ自分に言い聞かせるようにしています。
池谷 最後ですが、印象に残るハプニングはありますか?
太田良 お年寄りは何があっても不思議ではないですよね。ひとつめは、初めて救急車が来たとき。夜勤だったんですけど、トイレに行くときに廊下で転んでしまった方がいたんです。その時のことは今でもよく覚えています。
ふたつめは、誕生日に大好きなおいなりさんを食べて窒息し亡くなってしまったお客様がいたこと。ものすごいショックで切ない気持ちになったんですが、ご家族は「最期に好きなものを食べられてよかったね」と言ってくださったのが少しだけ救いになりました。
池谷 私も長くやっていけば、いろんな場面に遭遇するんだと思います。でも、太田良さんのように、いつもいい笑顔を見せられるようにしたいです。
平成27年入職同期の2人の対談。あっという間に2年目も半分を過ぎました。だいぶ仕事にも慣れ、周りが見えてきた頃でしょうか。
前田 お互い同期でこの仕事を始めたけど、高校時代から介護の仕事をしたかったの?
朝比奈 私は就職に強い高校に進学したのと、家におじいちゃんがいるのもあって介護ってどんな仕事なのかな、って興味をもったのがきっかけ。
前田 高麓に決めた理由は?
朝比奈 一番はじめにみたのが高麓だったけど、とてもきれいでアットホームな感じが強く印象に残ってた。
前田 介護は未経験同士だけど、最初のイメージと違ったことはあった?
朝比奈 イメージはとても大変な仕事、って思ってたけど、働いてみたら、お客様の表情や思いを知ることができてイメージだけではわからなかったことがわかるようになってよかったなと思う。
前田 10月に新館(1階東ユニット)から本館(3階 和ユニット)に異動があったけど、異動してみてどう?
朝比奈 10月までいたところは静かで、言えない気持ちをこちらがくみとることが必要だった。異動したところは、自分の希望を口にすることができる方が多く、真逆。
前田 朝比奈さんは、つらい時や辞めたくなった時、どう乗り越えたの?
朝比奈 2、3回そんな気持ちになったことはあったけれど、出勤して、みんなの笑顔や「待ってたよ!!」って言葉に支えられて頑張ってこれた。
プリセプターが明るい先輩で、いろいろなことをたくさん教わった。いい距離感の先輩がいてくれたことも支えになった。
前田 私も、つらいこともあるけど同期、先輩、お客様に支えられている。
ひとりひとりに目を向けて自分なりにこれからもがんばっていきたい。
朝比奈 お客様の心を察するスキルを磨きたい。新人さんに、ちゃんと教えられる先輩になりたいね。
入職2年目の平田亜海さんが6年目の水野さんにインタビュー。高麓の魅力と特徴、水野さんの人柄が垣間見える対談となりました。
平田 水野さんが入職する職場に高麓を選んだ理由は何ですか。
水野 以前の仕事が「便利屋さん」。高齢者の荷物を運ぶようなことをしていた。そこで高齢者に関わる仕事に興味を持ち、福祉の学校へ行ってヘルパー2級を取って。実習先が高麓だったので、いいところだなぁと思って決めたんだ。
平田 ズバリ高麓の魅力は。
水野 お客様の顔色が良いこと。生き生きと生活している。職員はお客様との1対1の関
係を大事にしているところが良いなあと思うよ。
平田 水野さんは高麓に入職して何年目ですか。
水野 入職して今年で6年目です。
平田 私は今年入職して2年ですが、水野さんは6年高麓で仕事を続けていける理由は何ですか。仕事をしていく中で楽しいことはありますか。
水野 一つ一つの仕事が大きいこと。一つ一つの事がとても大切な仕事になっている。
疲れているときもお客様の笑顔に喜びを感じる。この仕事は一瞬一瞬の積み重ねで、とても大きな魅力を感じる。たとえば、あるお客様が紙パンツから布パンツになり、トイレに行けるようになったことは、僕もとても嬉しかった。
平田 水野さんは10月から特養からショートステイの配属となりましたが、仕事をしていく上で今までとの違いはありますか。
水野 特養に配属していた時は、お客様が介護度4~5の方が多く、生活のすべてにお手伝いさせていただく仕事だった。ショートステイは介護度の軽度の方から重度の方まで幅広く、声掛けの工夫が大切と感じた。生活の部分部分で最大限の事をしていくことが大事だと感じた。たとえば、トイレ誘導の声かけで拒否をされた時、どのようにしていくかということなど。
平田 これからのショートステイでの仕事はどうしていきたいですか。
水野 今は仕事を覚えるのが精一杯。もうちょっとしてから考えたい。
平田 仕事をしていて辛かったことは何ですか。また、それからどうやって立ち直りましたか。
水野 事故を起こした時、先輩たちにいろいろ声をかけてもらった。そのことが僕自身も乗り越えられたきっかけでもあったし、そのチームで乗り越えた感じがする。チームワークの大切さを知ったときでもあったかな。
平田 嬉しかったことはありますか。
水野 お客様に自分のことを覚えてもらったこと。髪を切ったことに気付いて声をかけてもらえたこと。
平田 他の職員より負けない!と自信を持って言えることは。
水野 他の職員より打たれ強いと思う。何かあった時もポーカーフェイスで冷静な対応ができると思っています。